- トップ
- 化学・金属・繊維ニュース
[ 化学・金属・繊維 ]
(2018/5/8 05:00)
三菱ケミカルホールディングス(HD)は2018年度から、膨大な文章データを分析するテキストマイニング技術(用語参照)を活用した化学プラントの故障予知などに乗り出す。グループ横断の専門組織を発足し、製造や研究開発部門で長年蓄積しながら未活用のビッグデータを可視化して新しい価値を生み出す“知識”へ変換する。BツーC(対消費者)業界では同技術を用いた商品の評判分析などが進んでいるが、化学メーカーでの導入は珍しい。
【営業・人事にも】
三菱ケミカルHDは社内にグループ横断組織「テキストマイニングCoE(センター・オブ・エクセレンス)」を1日に立ち上げた。当初の人員は数人で、グループ内のデータサイエンティスト(分析官)約70人と連携して文章データの活用推進に取り組む。確立した方法論を横展開して共通の情報基盤をつくるのが主目的だ。
...
(残り:765文字/本文:1,165文字)
(2018/5/8 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。