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[ 建設・住宅・生活 ]
(2018/5/29 05:00)
大林組は28日、熊本城天守閣の耐震改修工事に住友ゴム工業製の制震ダンパー12基を採用すると発表した。3枚の鋼板の間に板状の高減衰ゴムを接着し、地震エネルギーを瞬時に熱に変換して揺れを吸収。地震に加えて風揺れに対応できる。大天守最上階の柱上部と梁(はり)を方杖状に連結して取り付けることで、筋交いのように壁全面を使うことがなく、天守閣の狭い場所に設置できる。
住友ゴムの制震ダンパーは、自動車レース用タイヤで培った先進技術で開発した高減衰ゴムを使用した粘弾性ダンパーで、鋼板の間に高減衰ゴムを強力に接着することで制震効果を得られる。またゴムの復元性を生かし、繰り返す余震にも効果がある。さらに長期にわたりメンテナンスが不要という。
熊本城は2016年4月の熊本地震で被害を受け、大林組が天守閣の修復工事を担当している。
(2018/5/29 05:00)
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