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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/7/17 12:00)
米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は自身への戒めを守れなかった。マスク氏はツイッター上で同氏を中傷する人物とやり合ったことを反省していたが、この週末にも過ちを繰り返し、自分を批判した洞窟探検家を「小児愛者」などと罵倒した。これを受け、16日の米株式市場でテスラは一時4%安を付けた。その後、このツイートは削除された。
マスク氏はこれまでも度々、自分やテスラを批判する人たちや、同社株をショート(売り持ち)にしている投資家らと激しいやり取りを交わし、問題発言を行ってきた。5月にはアナリストとの電話会議で、「つまらない間抜けな質問」だと罵倒していた。
今回は、タイの洞窟で少年12人の救出に貢献した英国の探検家バーン・アンスワース氏がCNNとのインタビューで、「子供サイズの潜水艦」を使って少年らを救出しようとしたマスク氏の取り組みを「人目を引くためのPR活動」とやゆしたことを受け、ツイッターで罵倒した。
マスク氏は今月、ブルームバーグ・ビジネスウィークとのインタビューで、これからはツイッター上でのやり合いを控えると述べていた。テスラ株のこの日の終値は2.8%安の310.10ドルだった。(ブルームバーグ)
(2018/7/17 12:00)