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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/8/2 15:30)
コーヒー店チェーンの米スターバックスは、中国の電子商取引運営会社アリババ・グループ・ホールディングと提携し、中国で自社製品のデリバリーサービスを開始する。
スターバックスは、アリババ傘下の餓了麼(Ele.me)が展開するオンデマンド・フードデリバリーサービスのプラットフォームを活用し、北京と上海の150店舗で9月に試験的にサービスを始める。発表によれば、年内に2000カ所余りにプログラムを拡大する予定。
スターバックスは中国で売り上げ減少に直面しており、デリバリーサービスへの参入は、中国都市部で台頭する新興コーヒーチェーン、瑞幸(ラッキン)コーヒーなどに対抗する狙いもある。
ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は上海でのインタビューで、「今回のパートナーシップは、スターバックスの中国での成長と事業展開を促す推進力となろう」と発言。スターバックスとアリババは、新たな提携への投資を行うとしているが、金銭的な条件は明らかにしていない。(ブルームバーグ)
(2018/8/2 15:30)