[ ICT ]
(2018/9/13 12:00)
アップルは12日、「アップルウオッチ」の新モデル「シリーズ4」を発表した。2015年に投入した初代以降で最も大幅なアップグレードで、健康管理機器としての機能を強化した。
シリーズ4は時計全体のサイズは同じままディスプレーを大型化。健康状態を測る新しいセンサーや心電図のアプリを搭載し、高速のデュアルコアプロセッサー「S4」を採用した。
カリフォルニア州クパチーノの本社で製品発表したジェフ・ウィリアムズ最高執行責任者(COO)は、シリーズ4の心電図アプリがそうした機能の搭載機種として初めて米食品医薬品局(FDA)の承認を得たと説明。健康を見守る「インテリジェント・ガーディアン」だと述べた。
シリーズ4のセンサーは強化され、ユーザーが強く転倒した場合にも検知できる。転倒から1分間動かない場合は、警告を発し緊急通報する機能も備える。心電図の表示機能は年内に利用可能になる予定で、心房細動も検知できる。
アップルによると、シリーズ4の価格は399ドル(約4万4000円)から。昨年のモデルは329ドルからだった。スピーカー性能は50%向上し、デジタルアシスタント「Siri」とのやり取りを改善させた。(ブルームバーグ)
(2018/9/13 12:00)