[ オピニオン ]
(2018/10/15 05:00)
エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC(シーテック)ジャパン2018」が16日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕する。前日のきょうは関係者と報道向け説明会のほか、優れた製品・技術に贈るシーテックアワードを発表する。
“脱・家電見本市”を宣言して3年目。日本の官民が推進する超スマート社会「ソサエティー5・0」の展示会と位置づけ、建設機械や流通関連など新たな分野の企業の出展も相次ぐ。
目玉は、各種の最新技術を駆使したソリューションを展示する「IoTタウン」。「ここだけ見たら、何の展示会だか分からないでしょうね」と、企画を担当したエグゼクティブプロデューサーの鹿野清さんはニヤリ。
全体の来場者は15年を底に上昇に転じ、かつての「エレクトロニクス・ショー」のイメージは様変わりしつつある。一時の業績の落ち込みからカムバックしてきた企業も、元気な姿を見せてくれるに違いない。
日刊工業新聞社は、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する「ワールドロボットサミット」と連動した広報紙を連日、会場で配布してイベントを盛り上げる。多くの方に、ソサエティー5・0の一端に触れていただきたい。会期は19日まで。
(2018/10/15 05:00)