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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/10/30 08:30)
中国国家発展改革委員会(発改委)は、自動車購入税を50%引き下げる案を提示した。事情に詳しい関係者が明らかにした。中国は世界最大の自動車市場だが、貿易摩擦の影響や経済成長の伸び鈍化で需要が冷え込んでいる。この報道を手掛かりに、独フォルクスワーゲン(VW)やダイムラーの株価は上昇した。
情報が公開されていないとして匿名を条件に述べた関係者によると、発改委は排気量1.6リットル以下の乗用車を対象に購入税を10%から5%へ引き下げる計画を主要政策当局者らのグループに提出した。減税案の実施についてはまだ何も決定していないという。
発改委にコメントを求めたが返答は得られていない。今年の中国の自動車販売台数は年間ベースで20年ぶりのマイナスが見込まれている。(ブルームバーグ)
(2018/10/30 08:30)