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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/11/5 05:00)
【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポストは3日、米西海岸シアトルに本社があるインターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムの「第2本社」建設予定地について、首都ワシントン近郊のバージニア州クリスタルシティーが最有力候補だと報じた。最大5万人とされる雇用創出を狙い238の都市や地域が誘致合戦を行ってきた。同社は月内にも予定地を正式発表する見通しだ。
クリスタルシティーは国防総省とロナルド・レーガン空港に隣接し、ホワイトハウスや議会からも近い。同紙によると、アマゾンは同地域最大のデベロッパーと具体的な商談を進めている。一方で「他の数カ所の地域とも話し合いはしているようだ」とも伝えた。
アマゾンは昨年9月に第2本社の建設候補地の公募を始め、今年1月に最終候補地を北米の20都市・地域に絞り込んだ。投資総額は50億ドル(約5700億円)に上り、ニューヨーク市なども有力候補とされてきた。
アマゾン創業者のベゾス最高経営責任者(CEO)はワシントン・ポストのオーナーでもあり、ワシントンに邸宅を持つ。
(2018/11/5 05:00)