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[ 医療・健康・食品 ]
(2018/11/16 12:00)
米食品医薬品局(FDA)は米国の10代の若者の間で流行している電子たばこへの対応策として、一部製品の販売を大きく制限する措置を講じる計画だ。
FDAのゴットリーブ長官が15日、一連の措置の概要を明らかにした。その1つは、フレーバー付き電子たばこの大半で、販売を購入者の年齢を確認する電子たばこ専門店とオンライン販売業者に限定する。
FDAはまた、メンソールたばこ禁止を立案する計画であり、最終的に多くの若者に人気のフレーバー付きたばこの全廃を目指している。
高成長の電子たばこ業界に厳しい規制を課すFDAの計画は、ゴットリーブ長官にとっては方針転換となる。同長官は以前は、電子たばこによって成年喫煙者が従来のたばこをやめる道が開けると期待を示していた。しかし同長官は15日の発表資料で、電子たばこが一部の成年のためになることを依然期待しているものの、新たな喫煙者の世代を生み出すことは許されないと説明した。(ブルームバーグ)
(2018/11/16 12:00)