[ 政治・経済 ]
(2018/11/29 15:30)
【ワシントン=時事】米国務省当局者は28日、サウジアラビアへの最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」売却契約が成立したことを明らかにした。両国は26日に政府間合意文書に署名した。
サウジ人記者ジャマル・カショギ氏殺害やイエメン空爆での民間人犠牲者の拡大を受け、米議会でサウジ批判が高まる中、トランプ政権としてサウジ支援を続ける方針を明確にした形だ。
売却されるのは、THAADの発射機44基や迎撃ミサイルなどで、総額150億ドル(約1兆7000億円)規模。
(2018/11/29 15:30)