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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/12/7 05:00)
航空自衛隊は6日、空自千歳基地(北海道千歳市)に駐機している新政府専用機の内部を初めて公開した。機内の内装は真新しく、各座席にテレビモニターを完備、無線通信Wi-Fiも利用できる。来年度からの運用開始に向け、準備は最終段階に入っている。
首相や皇族ら要人の移動で活躍する新専用機はボーイング社の777-300ER型機がベース。現行機の同社747-400型機と全長、全幅ともほぼ同じサイズだ。
同日公開されたのは、後方スペースにある報道関係者用の一般区画(85席)、政府関係者用の随行員区画(21席)と会議室。一般区画は民間機のプレミアムエコノミークラス、随行員区画はビジネスクラス仕様となっている。
首相や皇族ら要人が乗り込む前方スペースは、「保全・警備上の観点」から公開されなかった。
新専用機の運航は千歳基地の空自特別航空輸送隊、整備は全日空が担当し、現在、訓練飛行などを行っている。一方、1993年から運用されている現行機は今年度末で役目を終える。(時事)
(2018/12/7 05:00)