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(2019/4/17 05:00)
りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社は16日、「第31回中小企業優秀新技術・新製品賞」の贈賞式を東京・飯田橋のホテルグランドパレスで開いた。中小企業庁長官賞を受賞した上野精機(福岡県水巻町)の「高速外観検査ダイソータ『RV―evo』」をはじめ一般、ソフトウエアの両部門で計38件を表彰した。
上野精機の上野昇社長は「(今回の受賞に)満足することなく、今後とも新しい価値を目指し、新しい市場を開拓していきたい」と語った。来賓の安藤久佳中小企業庁長官は「他の模範となり、他の企業や地域をしっかりとけん引していだきたい。新たな令和の時代に向けた中小の新技術・新製品に期待したい」と祝辞を述べた。
新井民夫審査委員長(東京大学名誉教授)は「今回は技術の独創性・独自性だけでなく、利用者の使い勝手を改善した点が特徴だった」と講評。りそなホールディングスの東和浩社長は「モノづくりをけん引する中小・小規模事業の元気こそが経済活性化につながる。今後も中小企業の発展に向け支援していく」とエールを送った。
(2019/4/17 05:00)