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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/4/28 05:00)
【ロイター時事】米通商代表部(USTR)は25日、知的財産権侵害に関与している「悪質市場」のリストに、中国のインターネット通販大手の拼多多(ピンドウドウ)を新たに加えた。
USTRはリポートで、利用者数ベースで中国3位のピンドウドウが偽物対策を講じていないと指摘。「価格を重視する客の多くが、偽物があふれていることを知りながら、安価な商品に引き寄せられている」と述べた。
また、中国通販最大手アリババ・グループ傘下の淘宝網(タオバオ)を、引き続きリストに掲載。アリババが偽物の販売抑制に取り組んでいるものの、さまざまな著作権侵害に関して企業から引き続き多数の報告があることを明らかにした。
USTRの関係者はリストに関する記者団との電話会議で、「知財権関連のさまざまな懸念事項の修正が急務であることを反映している」と説明した。米国と中国の貿易協議は、来週北京で再開される。
(2019/4/28 05:00)