[ 政治・経済 ]
(2019/5/28 13:30)
トランプ米大統領は27日、日米両国は宇宙分野での協力を「劇的に拡大」していく方針で、月や火星に行く日は「極めて近い」と述べた。トランプ政権は宇宙開発で中国と覇権を争っている。
訪日中のトランプ氏は都内での安倍晋三首相との共同記者会見で、「米国の宇宙飛行士を宇宙に送るミッションに日本が参加する」と説明。「われわれは月に行き、ごく近いうちに火星に向かうだろう。軍事的観点から見て、現時点で宇宙より重要なものは何もない」と語った。
ペンス米副大統領は3月、米国は5年以内に米国人飛行士を月面に再び立たせると 表明していた。米国は1972年を最後に有人月面着陸を行っていないが、中国は世界で初めて月の 裏側に無人探査機を着陸させることに成功。現在は月面研究用基地の建設を視野に、月面からサンプルを採取し、地球に持ち帰ることを計画している。(ブルームバーグ)
(2019/5/28 13:30)