[ ICT ]
(2019/8/29 12:00)
【ニューヨーク、フランクフルト=ロイター時事】中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)は、スマートフォンの新製品「メイト30」シリーズを欧州で発売する方針だ。発売時期は未定だが、9月18日にミュンヘンで発表会を開く。同社の幹部らがロイター通信に明らかにした。
メイト30は、米グーグル製の基本ソフト(OS)「アンドロイド」やグーグル・マップなどのアプリは使用できない可能性があるものの、第5世代通信(5G)には対応する。
メイト30の発売は、トランプ政権が5月中旬に安全保障上のリスクが高い外国企業のリストにファーウェイを加え、米企業との取引を事実上禁止して以来となる。
グーグルの広報担当者はロイター通信に対して、メイト30は、許可を受けた公式のグーグルのアプリやサービスが搭載された状態では販売できないとした。また、トランプ政権が先週発表した制裁強化の猶予は、メイト30のような新製品には適応されない。
(2019/8/29 12:00)