(2020/8/6 05:00)
石原パッキング工業(岡山市東区、石原和典社長、086・208・6610)が本業のスポンジやプラスチックの加工技術を活用し、新型コロナウイルスの感染を予防するフェースガード(写真)などの生産を始めた。これまでに約3000枚を生産し、一部は「関係のある自治体や病院に寄贈した」(石原務会長)。
同社はウオータージェットなどの各種加工機を合計200台以上保有し、接着など後工程も手がける。フェースガードの生産を手始めに、マスクやプラスチック製間仕切りの生産にも乗り出した。フェースガードは着装しやすいようにプラスチックの厚みを調整し、マスクは加工機械も内製した。
感染防止用の器具が不足していると聞き、生産を決断。石原会長は「当社の技術が役に立てばうれしい」としている。(岡山)
(2020/8/6 05:00)
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