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(2021/5/10 05:00)
日刊工業新聞社が10日に発売した月刊誌「機械設計6月号」は「これだけは押さえておきたい!手戻りをなくすプラスチック製品設計の勘所」を2部構成で特集した。
製品設計において設計ミスによる「手戻り」が頻発すると、コストや製作期間の増大を招く。特集パート1は伊藤英樹技術士事務所の伊藤英樹所長が「手戻りをなくすためのプラスチック製品設計の基礎と留意点」について執筆。「金型と部品設計」「樹脂特性と選択」「コストの考慮」「手戻り削減例」などをテーマに解説した。
パート2は「デジタルツールを活用した手戻り削減手法」を取り上げた。富士フイルムビジネスイノベーションは、金型製作プロセスでの手戻りをなくすため、製品設計段階で金型の成立要件などを確認できる「金型要件チェックツール」を開発。その機能や運用例、適用効果などを説明した。また、東レエンジニアリングDソリューションズがそり変形対策ツール「PD Advisor」、エリジオンが設計品質を自動検証する「DFM Studio」の特徴や活用例を紹介した。
(2021/5/10 05:00)