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(2021/6/9 05:00)
日刊工業新聞社が10日に発売する月刊誌「機械設計7月号」は「3次元大規模アセンブリ設計とデータ管理手法」を特集する。
1万点以上の部品で構成される製造装置などを対象に、3次元(3D)CADを使った設計手法や製品データ管理(PDM)ツールによるデータ管理手法などを、各種製品の最新機能と併せて解説する。
総論はデジプロ研の太田明代表が執筆。大規模部品の3D設計フローにおける現状の課題や解決に向けた考え方などを説明する。解説記事では、主要な3DCAD製品の大規模アセンブリー設計機能やPDM製品のデータ管理機能などを紹介。大規模部品向け構造解析ソフトウエアや仮想現実(VR)ソフト、3Dビューワー、3Dスキャナーも取り上げる。
製造設備などの大規模装置では依然2次元設計が主流だが、CADベンダー各社は大規模アセンブリーの操作性向上や専用機能の拡張を進めている。3D設計によって迅速な修正、部品同士の干渉防止、複数人同時設計などのメリットを享受できる。
(2021/6/9 05:00)