(2022/1/5 05:00)
ホンダが初優勝を果たした全日本実業団対抗駅伝、青山学院大学が往路・復路とも圧勝で2年ぶり6度目の総合優勝を遂げた東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)と年明けは駅伝をゆっくり楽しめる時期だ。
コロナ禍で主催者は沿道での観戦を控えるように呼び掛けていた。テレビ中継の映像を眺めると全体の流れを把握しやすい駅伝は巣ごもりコンテンツとしておあつらえ向き。元日恒例だったサッカー・天皇杯決勝が年末に移行し、箱根駅伝は正月最大のスポーツイベントの感もある。
自宅でじっくり見ると勝負以外での注目点も。これまで海外メーカー、ナイキの厚底シューズ席巻が話題となっていたが新製品を投入したアシックス、ミズノと国内メーカーの使用も増えてきた。
シューズのハイテク化が進んでも選手を後押しするのはたすきをつなぐ気持ち。画面越しにその思いが伝わるからこそ、関東の大学限定の箱根駅伝が全国区で人気を博す理由だろう。
正月の駅伝は終わったが全国都道府県対抗駅伝の女子が16日に京都市内で、男子が23日に広島県内でそれぞれ開かれる。こちらも沿道観戦は自粛要請中。新春の日曜日に楽しめる機会を待ちつつ、日々の仕事に励みたい。
(2022/1/5 05:00)
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