中小企業優秀新技術・新製品賞 建ロボテックなど表彰

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  角野中小企業庁長官から中小企業庁長官賞を贈られる真部建ロボテック社長（左）

りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社は「第３４回中小企業優秀新技術・新製品賞」の贈賞式を経団連会館（東京都千代田区）で開いた。中小企業庁長官賞を受賞した建ロボテック（香川県三木町）をはじめ、一般、ソフトウエアの両部門で計３８件を表彰した。

受賞者を代表し、建ロボテックの真部達也社長は「建設業界の変革に向き合い、世界一、人に優しい建設現場の実現を目指したい」と喜びを語った。来賓で中小企業庁の角野然生長官は「中小企業の皆さんの挑戦する力が日本経済のエンジンになる」と述べ、中小企業基盤整備機構の豊永厚志理事長は「日本が失いつつある自信を取り戻すきっかけになることを願う」と語った。

新井民夫審査委員長（東京大学名誉教授）は「中小らしい着眼点と高い技術力を多様な分野で見ることができた」と講評。りそなホールディングスの南昌宏社長は「技術力・開発力にさらに磨きをかけ、業界を元気にしていただきたい」と激励した。