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(2022/5/6 05:00)
日刊工業新聞社が7日に発売する月刊誌「プレス技術」6月号では「今、知るべき銅・銅合金塑性加工ノウハウ」を特集。材料の特性とそれを踏まえた加工ポイントや品質維持のノウハウを学ぶ。
総論では元湘南工科大学の片岡征二氏による「トライボロジーから見た銅・銅合金の加工性」を掲載する。セラミック工具や潤滑油の使い分けによる工具・ワーク間の加工力低減や、黄銅製品における置き割れのメカニズムとその対策方法について解説。銅・銅合金特有のトラブルを解決するためのポイントとアイデアを紹介する。
また解説では、東京工業高等専門学校の小泉隆行氏による「プレス加工の前に知っておきたい銅・銅合金の材料特性」や古河電気工業の梅野和行氏による「銅材料のレーザ溶接、進化と課題」などを掲載。加工性と強度向上の観点からの熱処理の利用、また熱伝導度が高く難しいとされる銅溶接の課題とその克服について紹介する。
銅・銅合金はEVの電源周りの部品として需要が急増。歩留りの改善や錆びさせない品質管理などの課題が指摘されている。
(2022/5/6 05:00)