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(2022/10/6 05:00)
日刊工業新聞社が7日に発売する月刊誌「プレス技術」11月号は「塑性加工メーカーのためのDX活用入門」を特集する。プレス工程のデジタルトランスフォーメーション(DX)の目的を整理し、そのメリットと課題を改めて提示。DX実現に必要な各要素技術の概要と活用例を紹介する。
総論1では元湘南工科大学教授の片岡征二氏がプレス加工業界になぜDXが必要なのかを整理し、総論2では東京都立大学の真鍋健一名誉教授が中小企業がDXを実践する上での道筋やポイントを示す。そのほか解説ではDX化のその先にある「知能化生産システム」の全体像や実現する上での課題を紹介。また実践事例として6社のプレス・金型メーカーのDX事例の詳細やその効果、今後の目標なども示す。
プレス加工はサーボプレスの導入などによって、加工のデジタル化が可能になってきており、今後プレス加工情報のIoT化、データ蓄積、AI分析などのDXの活用が期待されている。その上で各メーカーが何を目標とし、何を起点とするか、など適切な課題・目標設定が求められている。
(2022/10/6 05:00)