(2024/1/5 12:00)
東京・豊洲市場(江東区)で5日朝、新年恒例の初競りが行われた。クロマグロの競りでは、青森県大間産の1匹に1億1424万円の最高値が付いた。昨年の約3倍で、1億円を超えたのは新型コロナウイルス流行前の2020年以来、4年ぶり。
マグロの競りは、午前5時10分に開始。例年、高値が付く大間産の中で最も大きい238キロ物が1番人気となり、1キロ当たり48万円と、過去4番目の高値となった。同日の国産天然マグロの入荷匹数は140匹で、前年の初競りより3割近く減少した。
最高値のマグロは、4年連続で同市場の仲卸業者「やま幸」(山口幸隆社長)が落札。このマグロを選んだ理由について山口社長は「鮮度感と発色の良さ」と話す。やま幸に買い付けを依頼した「ONODERA GROUP」が都内などに展開するすし店「銀座おのでら」で提供される予定。
マグロ以外では、北海道産のウニに過去最高値となる1枚(約400グラム)150万円が付いた。
初競りに先立ち、同市場業者は、能登半島地震で亡くなった人に追悼の意を表し、黙とうをささげた。
(2024/1/5 12:00)
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