2023年「十大新製品賞」贈賞式 川重など表彰

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  増田賞を受賞した山本克也川重副社長（右）（左は井水治博本社社長）

日刊工業新聞社は２５日、東京・大手町の経団連会館で本社選定「２０２３年第６６回十大新製品賞」の贈賞式を開いた。来賓を代表し、文部科学省の清浦隆大臣官房審議官は「地球環境問題などさまざまな社会変化、技術進展に呼応する形で新製品のニーズが日々生まれており、それを満たすための創意工夫、試行錯誤が結晶になった」と受賞製品を評価した。（総合３に「喜びの声」、機械・ロボット・航空機に関連記事）

経済産業省の田中哲也大臣官房審議官は「いずれも最先端技術を駆使し、機能性や信頼性を高めた。さまざまな分野で課題を解決すると期待している」とたたえた。

特に優れていると認められる「増田賞」を受賞した川崎重工業の山本克也副社長は、受賞企業を代表してあいさつし「水素燃焼、天然ガスとの混焼とフレキシブルに運用できるガスタービンだ。再生可能エネルギーと水素は補完関係にあり、脱炭素に貢献するだけでなく、水素社会の実現に向けて意志ある情熱と行動で貢献したい」と今後の抱負を語った。