(2024/3/13 16:30)
スペースワン(東京都港区、豊田正和社長)の小型ロケット「カイロス」初号機が13日、発射直後に爆発し打ち上げに失敗した。同社は飛行中断措置を行ったと発表した。豊田社長は同日に会見し、詳細な原因は調査中としながら「対策本部を立ち上げて原因を究明する。今回の失敗を前向きに捉え、対策を講じて次につなげたい」と語った。
カイロスは和歌山県串本町に整備した発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられたが、上昇をはじめて数秒で爆発した。政府の情報収集衛星の一部を代替する「短期打上型小型衛星」を搭載していたが、喪失した。
カイロスは想定の軌道ではない場合などに機体自体が判断して破壊する自律型システムを採用。今回は同システムが発動し爆発したとみられる。
(2024/3/13 16:30)
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