(2024/5/15 17:00)
大王製紙と北越コーポレーションは15日、生産技術や原材料調達、物流分野で業務提携したと発表した。国内の紙需要が先細りする中、提携により相互の強みを補完し、競争力を高める考え。3年後の2026年度に大王製紙が20億円程度、北越コーポレーションは30億円程度の営業利益の増加を目指す。
両社の生産技術を共有し、品質改善や原価低減につなげるほか、木材チップの相互融通や製品の相互輸送などを進める。中長期では新技術の共同研究やデジタル変革(DX)、森林資源の活用などを活動テーマに追加することを検討する。
両社社長を共同委員長とする業務提携委員会を設置し、取り組みの進捗(しんちょく)を確認する。両社は相互に株式を持ち合っている。
(2024/5/15 17:00)
総合1のニュース一覧
- かんぽ生命、大和アセマネに20%出資 資産運用力を強化(24/05/15)
- スズキ、米スタートアップに出資 自動運転システム活用で協業(24/05/15)
- 大王製紙と北越コーポ、生産技術などで業務提携(24/05/15)
- 人を増やさず増産対応 JVCケンウッド山形、属人化解消し自動化拡大(24/05/15)
- 金型を“常時監視”メンテ最適化 アイダエンジニアリング、プレス加工のDX支援(24/05/15)
- 鋳物の認知向上へキャンプ用品製品化 エフキャストデザイナー・坂下和長氏に聞く(24/05/15)
- 住重系、イオン注入装置を来年投入 SiCパワー半導体向け(24/05/15)
- つなぐ/新時代を読む(25)住友ゴム工業代表取締役専務執行役員・西口豪一氏(24/05/15)
- シャープ、デバイス事業を大幅縮小 堺工場停止・人員削減(24/05/15)
- 原田工業、カーシェアに「フィルムアンテナ型端末」提案 LPWA対応(24/05/15)
- 産業春秋/選択的夫婦別姓のメリット(24/05/15)