4月の機械受注、2.9%減8863億円 「持ち直し」基調据え置き

(2024/6/17 12:00)

内閣府が17日発表した4月の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比2・9%減の8863億円となり、3カ月ぶりに減少した。前月に増加した造船業からの受注で反動減があった。基調判断は「持ち直しの動きがみられる」とし、前月の判断を据え置いた。

製造業は同11・3%減の4194億円と、3カ月ぶりに減少した。船舶・電力を除く非製造業は同5・9%増の4753億円と、2カ月ぶりの増加となった。

船舶・電力や官公需、外需を含む受注総額は同3・6%減の3兆299億円となり、3カ月ぶりに減少した。外需は同21・6%増の1兆3634億円と、2カ月ぶりの増加となった。

(2024/6/17 12:00)

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