(2024/7/11 17:00)
11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は史上初めて4万2000円を超えた。世界的な株高基調で投資家のリスク許容度が増し、株価の上昇に出遅れまいとする投資家の買いが買いを呼ぶ展開となった。一方、テクニカル面では相場の過熱感を示す指標も見られる。
終値は前日末比392円03銭高の4万2224円02銭。史上最高値を3日連続で更新した。米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げが意識される中、10日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。6月下旬まで米国株比で出遅れていた日本株の割安さに着目した海外短期筋の買いがけん引している。
一方、現在の日経平均が売られ過ぎか、買われ過ぎかを判断する指標のRSI(相対力指数)の14日平均は10日終値時点で「買われ過ぎ」を示す70を上回った。
(2024/7/11 17:00)
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