(2024/10/2 15:30)
2日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前営業日比843円21銭安の3万7808円76銭と、大幅反落した。株価は一時、1000円超下がる場面もあった。イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が伝えられ、中東情勢が緊迫化する懸念から、リスク回避の動きが強まり、幅広い業種で売り注文が相次いだ。為替相場も円高方向に振れ、こうした流れに拍車をかけた。東証株価指数(TOPIX)は、38・82ポイント安の2651・96。
イスラエル軍によると、イランは弾道ミサイル約180発をイスラエルに向けて発射したという。複数の死傷者が出た模様。イラン精鋭軍事組織「革命防衛隊」が報復すれば反撃するとイスラエルに警告したとされるなど、両国の本格的な軍事衝突に発展しかねず、市場に緊迫感が広がった。
市場では、地政学リスクがさらに高まり、ホルムズ海峡閉鎖などの懸念が強まれば、「3万6000円を探る展開もあり得る」とする向きもある。
(2024/10/2 15:30)
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