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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/1/8 13:00)
【上海=時事】中国・上海市政府は7日、米電気自動車(EV)大手テスラが市内で100%出資の工場建設に着手したと発表した。同社が米国外に工場を建設するのは初めて。この日は米中両政府が北京で次官級の貿易協議を開始しており、発表には中国が市場開放をアピールする狙いもありそうだ。
対米貿易摩擦が激化する中、中国は昨年、EVなど新エネルギー車生産の外資出資規制を撤廃した。テスラの工場は、初の100%外資所有の完成車工場となる。テスラはこれまで米国で生産した車を中国で販売してきたが、米中対立の影響を回避するため、現地生産を急ぐ。
(2019/1/8 13:00)