企業リリース Powered by PR TIMES
PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。
(2023/9/21)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:日本オラクル株式会社
戦略的協業により、OCIのベアメタルおよびOracle VMware CloudのワークロードへのRed Hat Enterprise Linuxのサポートを追加
オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.とオラクルは本日、お客様がOracle Cloud Infrastructure(OCI)上にアプリケーションを導入する際により多くの選択肢を提供するために、両社の協業拡大を発表しました。この協業拡大の一環として、クラウドネイティブなアプリケーションのアーキテクト、構築、導入のためのKubernetesを実装した業界をリードするハイブリッド・クラウド・アプリケーション・プラットフォームであるRed Hat OpenShiftがサポートおよび動作保証され、OCI上で実行可能になります。
Oracle CloudWorld, ラスベガスおよびノースカロライナ州ローリー - 2023年9月21日
(本資料は米国2023年9月20日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.とオラクルは本日、お客様がOracle Cloud Infrastructure(OCI)上にアプリケーションを導入する際により多くの選択肢を提供するために、両社の協業拡大を発表しました。この協業拡大の一環として、クラウドネイティブなアプリケーションのアーキテクト、構築、導入のためのKubernetesを実装した業界をリードするハイブリッド・クラウド・アプリケーション・プラットフォームであるRed Hat OpenShiftがサポートおよび動作保証され、OCI上で実行可能になります。
OCI上のRed Hat OpenShift は、「OCI Compute」の 仮想マシンやベアメタル・インスタンス上で実行される、Red Hat OpenShift Platform Plus、Red Hat OpenShift Kubernetes Engine、Red Hat OpenShift Container Platformの動作保証済み構成を使用し、お客様が管理するインストールをサポートします。これによりお客様は、OCI上に導入されたRed Hat OpenShift上のワークロードを、オラクルとRed Hatの両方によってテスト、動作保証、サポートされているという確信を持ってインストールし、実行できるようになります。さらに、オンプレミスのデータ・センターでRed Hat OpenShiftを実行しているお客様は、本番ワークロードを含め、これらの環境をより簡単にOCIに移行することができます。既存の透明性の高い共同サポート契約により、お客様はRed Hatとオラクルの両社のサポートを受け、潜在的な問題の解決に役立てることができます。
OCIの分散クラウドは、米国、英国、オーストラリアの「Oracle Cloud for Government」リージョンを含む45のパブリック・クラウド・リージョン、カスタマーが管理するサイトの「OCI Dedicated Region」、パートナー対応の「Oracle Alloy」リージョン、「Oracle EU Sovereign Cloud」などで、100以上のサービスを提供しています。各ソリューションで、Red Hat OpenShiftが動作保証された「OCI Compute」シェイプと、可用性、管理性、パフォーマンスに関するサービス・レベル・アグリーメント(SLA)によるエンタープライズ・クラウドをお客様に提供します。これにより、Red Hat OpenShiftのワークロードにおいても、適切なサイズのパフォーマンスを実現する「OCI Compute」のフレキシブル・シェイプ、高いパフォーマンスを実現する「OCI Compute」のベアメタル・シェイプ、コスト効率の高いスケーラビリティを実現する「OCI Block Storage」の自動チューニング・ボリュームを活用することができます。
お客様は、規制コンプライアンス、パフォーマンス、コスト効果的に最もニーズに合った場所のOCI上でRed Hat OpenShift環境を実行できます。この柔軟性は、電気通信、金融、医療などの複雑な規制環境を持つ業界の組織や、複数の法域にわたって事業を展開する組織にとっては特に極めて重要です。
このOCI上のRed Hat OpenShiftの動作保証とサポートは、2023年1月に発表された、動作保証されたオペレーティング・システムとしてOCI上で実行されるRed Hat Enterprise Linuxの提供に次ぐものです。現在、Red Hat Enterprise Linuxは、OCIの柔軟な仮想マシンに加えて、OCIのベアメタル・サーバーやOracle VMware Cloud Solution上のワークロードも動作保証しており、一般提供開始以降にはOpenShiftの動作保証も予定されています。さらにお客様は、Red Hat Enterprise Linuxサブスクリプションの一部として利用可能なRed Hat Enterprise Linuxイメージ・ビルダーを使用して、OCI用にカスタマイズされたRed Hat Enterprise Linuxゴールド・イメージを作成し、幅広いアプリケーション・ワークロードとセキュリティ・コンプライアンス要件に対応できるようになりました。
Red Hat OpenShiftについて
Kubernetesを実装した業界をリードするハイブリッド・クラウド・アプリケーション・プラットフォームであるRed Hat OpenShiftは、アプリケーションの開発、最新化、導入、実行、管理の摩擦を軽減するために、テスト済みで信頼性の高いサービスを統合しており、パブリック・クラウド、オンプレミス・クラウド、ハイブリッド・クラウド、エッジ・アーキテクチャのいずれにおいても一貫したエクスペリエンスを提供します。Red Hat OpenShiftは、主要なクラウド・プロバイダーからターンキー・アプリケーション・プラットフォームとして提供され、顧客が選択したクラウドで最新化と拡張を柔軟に行うことを可能にします。
OCIの分散クラウドについて
OCIの分散クラウドは、複数のクラウドにまたがっても、データのレジデンシー、ローカリティ、権限をより細かく制御できるクラウドのメリットをお客様に提供します。OCIの分散クラウドの特長は以下のとおりです。
マルチクラウド:「Oracle Database@Azure」や「MySQL HeatWave on AWS」などのOCIのマルチクラウド・ソリューションにより、お客様はアプリケーションやデータベースに最適なクラウド・プロバイダーを選択することができます。
ハイブリッド・クラウド:OCIは、「Oracle Exadata Cloud@Customer」、「Compute Cloud@Customer」を介してオンプレミス環境でクラウド・サービスを提供し、60カ国以上でインフラストラクチャを管理しています。
パブリック・クラウド:OCIは現在、EUのデータ・レジデンシーやデータ主権の要件に対応する「EU Sovereign Cloud」を含む23カ国で45のOCIリージョンを展開しています。
専用クラウド:OCIは、お客様が自社のデータセンターで、オラクルのすべてのクラウド・サービスを実行するための専用リージョンを提供しています。「Oracle Alloy」は、パートナー企業がクラウド・サービスとそのエクスペリエンスを顧客向けにカスタマイズすることを可能にします。オラクルはまた、米国、英国、オーストラリアの各国で「Government Clouds」を、米国の国家安全保障を目的として「Isolated Cloud Regions」を運用しています。
サポートコメント
Red Hat 製品統括シニアバイスプレジデント アシェシュ・バダニ(Ashesh Badani)
「本日の発表により、Red Hatとオラクルは、大規模でグローバルな共通のお客様に向け、OCI上での選択肢と柔軟性を拡大するため継続的に取り組んでいきます。OCI上のRed Hat Enterprise LinuxとRed Hat OpenShiftは、より迅速な結果と容易な管理性を実現するために、OCI上でエンタープライズ・アプリケーションを大規模に構築、導入、管理する能力をお客様に提供し、ビジネス・ニーズに基づいて制御とセキュリティのレベルを選択できる柔軟性を備えています。」
Oracle Cloud Infrastructureプロダクト・マネジメント担当シニア・バイスプレジデント カラン・バッタ(Karan Batta)
「企業は、高いパフォーマンスかつセキュアで低コストのサービスを活用するために、Oracle Cloud Infrastructureに移行しています。Oracle Cloud Infrastructure上でRed Hat OpenShiftを完全に動作保証しサポートすることで、Red Hat OpenShiftのお客様は、OCIの分散クラウド上で、世界中のどこでもシンプルかつ簡単にワークロードを実行できるようになります。」
参考リンク
Oracle Cloudを試してみる URL: https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
Oracle Cloud Infrastructure(OCI) URL: https://www.oracle.com/jp/cloud/
Red Hat OpenShift URL: https://www.redhat.com/en/technologies/cloud-computing/openshift
その他のリンク
レッドハット株式会社 URL: https://www.redhat.com/en
Red Hat newsroom URL: https://www.redhat.com/en/about/newsroom
Red Hat blog URL: https://www.redhat.com/en/blog
レッドハット株式会社のTwitterをフォロー URL: https://twitter.com/redhat
レッドハット株式会社のFacebook URL: https://www.facebook.com/RedHatInc/
Red Hat videos on YouTube URL: https://www.youtube.com/user/RedHatVideos
Red Hat on LinkedIn URL: https://www.linkedin.com/company/red-hat/
Red Hatについて
エンタープライズ向けオープンソースソフトウェア・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードする Red Hat は、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるLinux、ハイブリッドクラウド、コンテナ、Kubernetesなどのテクノロジーを提供しています。お客様の新規および既存のITアプリケーションの統合、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発、業界をリードする当社のオペレーティング・システムによる標準化、および複雑な環境の自動化/セキュリティ確保/管理をお手伝いします。 受賞歴 を誇るサポート、トレーニング、およびコンサルティング・サービスにより、Red Hatはフォーチュン500企業に対する信頼すべきアドバイザリーとなっています。クラウドプロバイダー、システムインテグレーター、アプリケーションベンダー、お客様、およびオープンソース・コミュニティの戦略的パートナーとして、デジタルの未来に備えるための準備を支援します。
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com/ をご覧ください。
Oracle CloudWorldについて
「Oracle CloudWorld」は、世界中のお客様とパートナー企業を対象に開催するオラクル最大のイベントです。ビジネス上の最大の課題に取り組むために必要なインサイトの探究、スキルや知識の習得、人脈の構築、クラウド・インフラストラクチャ、データベース、アプリケーションやJavaを含む開発者向けテクノロジを構築し活用する人々からその詳細を学ぶ機会として、是非イベントにご参加ください。登録方法、基調講演の視聴方法、セッション詳細、ニュースなどの情報は、https://www.oracle.com/cloudworld/ またはhttps://www.oracle.com/news/ をご参照ください。
将来の製品に関する免責条項
上記の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。上記の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料にしないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリース、時期および価格については、弊社の裁量により変更される可能性があります。
将来の見通しに関する記述
オラクルの将来の計画、見通し、信念、意図に関する本記事内の記述は「将来に関する記述」であり、重大なリスクや不確実性が生じる可能性があります。こうした記述はオラクルの現在の見通しと実際の結果に影響を及ぼす可能性があり、実際の結果が大きく異なる可能性があります。これらの記述およびオラクルのビジネスに影響を及ぼすその他のリスクに関しては、Form 10-K での オラクルの最新のレポートならびに Form 10-Q の「Risk Factors」など、米証券取引委員会 (SEC) に提出されているオラクルの報告書に記載されます。これらの報告書は、SECのウェブサイトまたはオラクルのウェブサイトhttp://www.oracle.com/investor からご覧いただくことができます。本記事内の情報はすべて、2023年9月20日時点で最新であり、オラクルは新しい情報や将来の出来事を踏まえて記述を更新する義務を負いません。
商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
Red Hat、Red Hat Enterprise Linux、Red Hat logoおよびOpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。Linux(R)は、米国およびその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。