ひかり電話対応ゲートウェイソフトウェア iGW-N02 をリリース

追加機器不要でひかり電話に接続。評価版は無償提供。利用者は無償アップグレード可能。

創業以来、Asteriskを用いたVoIPシステムを構築し、著書の出版経験もある株式会社アースワークス（山梨県甲府市）は、ひかり電話へのVoIPシステムの接続を可能とするゲートウェイ・ソフトウェアモジュール「iGW-N02」を2024年1月23日にリリースいたしました。
「iGW-N02」はNTT東西のソフトフォン適合検査に合格しており、安心してご利用いただけます。
【開発背景】
AsteriskやFreeSWITCHなどのオープンソースPBXは、プロトコルが異なるため、NTT東西から提供される「ひかり電話」に直接接続することは出来ません。
接続するためにはゲートウェイ機能を有した専用装置が必要です。専用装置は高価格のため、コストを抑えたソリューションの普及のハードルとなっていました。

そこで弊社は、追加機器が不要でひかり電話網に接続が可能なソフトウェアモジュール 「iGW-N01」を2012年にリリースいたしました
「iGW-N01」はこれまでに約12,200件のお客様にご利用いただいております。（クラウド PBX 事業者向けカスタマイズ版を含む）

iGW-N01 のリリースから11年が経過し、今後も安定してご利用いただくために、最新版のライブラリを採用し、最新OSへの対応を可能にした、iGW-N02の開発に着手しました。
【導入メリット】
専用装置の採用と比較して、大幅なコスト削減が期待できます。
- ひかり電話とオープンソースPBXの接続に、追加機器が不要になります。
- 導入手順書をもとに、お客様自身で構築が可能になります。

【新バージョンでの改善・改良点】
新バージョンでは、以下の改善・改良を行いました。
ゲートウェイ機能に関しては、現状と変更点はございません。

１．NTT東西のソフトフォン適合検査に合格
iGW-N02は、NTT東西がそれぞれ実施する「ソフトウェア適合検査」に合格いたしました。
ひかり電話網を安全にご利用いただけます。
東日本電信電話株式会社（NTT東日本）
　https://www.ntt-east.co.jp/tekigou/s_kouji.html
西日本電信電話株式会社（NTT西日本）
　https://www.ntt-west.co.jp/tekigou/softphone/4.html

２．最新OS対応
systemd コンテナ に対応したため、ベースOSを最新版に更新しやすくなりました。

３．最新ライブラリに更新済み
ベースとしている各種ライブラリを最新版に更新し、セキュリティ面での安全性を向上しました。

【ソフトウェア仕様】
- DHCPクライアント機能
- - ひかり電話仕様DHCPからSIPサーバとの通信に必要な情報を取得する機能
- - 取得した情報から設定ファイルを生成する
- SIPゲートウェイ機能
- - ひかり電話仕様のSIPとAsteriskなどのSIPを変換する機能
- - Asteriskなどの送信するRTPのうち以下のパラメータを変換する機能
- - シーケンス番号
- - タイムスタンプ
- その他
- - IPv4のみ対応
- - DTMFはインバンド(みなし音声)
- - FAXはインバンド(みなし音声)
- - サブアドレスは非対応
- - キャッチホン未対応(PBXにて対応)

【ご提供価格（税別）】
8チャンネル　99,000円
16チャンネル　184,800円
1年間の保守費用が含まれております。
その他のチャンネル設定および価格については、お問い合わせください。
【利用中のお客様には無償アップグレードを提供】
iGW-N01のライセンス保守を契約中のお客様へ、iGW-N02ライセンスを無償で提供いたします。
アップグレード検証を実施される場合は、評価版ライセンスを発行いたします。
【会社情報】
会社名：株式会社アースワークス
所在地：山梨県甲府市相生2丁目9番14号
代表者：岩本弘毅
会社情報：https://ews.jp/company/
製品情報：https://ews.jp/works/voice-solution/igw-n02/
業務内容：
・Asterisk および VoIP に関する技術支援
・VoIPシステムのコンサルティング・設計・開発・構築・導入
・ITネットワーク整備や光ファイバ通信の基盤構築など、ITのインフラに関する工事全般に対応

ご質問、ご不明な点がございましたら下記フォームよりお問い合わせください。
お問い合わせ方法：https://ews.jp/company/contact/

※記載されている会社名、製品名、サービス名等は各社の商標または登録商標です。

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000134649.html