企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

車載アクセサリ市場向けニッケル水素電池(HR-AATEX)を開発

(2024/8/1)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:FDK株式会社

車載アクセサリ市場向けニッケル水素電池(HR-AATEX)を開発

~ -40℃放電特性を飛躍的に向上させ、寒冷地でエネルギーを必要とする車載アクセサリに新しいSolutionを提供 ~

FDK株式会社(代表取締役社長:長野 良)は、新たにニッケル水素電池「HR-AATEX」を当社の製品ラインアップに加え、2024年8月から量産出荷を開始いたします。


ニッケル水素電池「HR-AATEX」



当社は1991年から33年にわたり、セキュリティ・車載・医療・家電など様々な用途向けに、「幅広い温度範囲で使用できる」、「充電して繰り返し使用できる」、「リサイクル性が高い(*1)」、「安全性が高い(*2)」といった特長を有するニッケル水素電池を製造・販売しております。
当社のニッケル水素電池は、車載アクセサリ機器においては主電源や電源バックアップ用として広くお使いいただいており、機器の使用条件に適した電池をご提案しております。

車載アクセサリ機器の多様化に伴なってお客様から寄せられる、安全でより幅広い温度範囲で使用可能な電池、長寿命に特化した電池などの様々なご要望にお応えするため、当社はこれまで以下のニッケル水素電池(AAサイズ)を供給してきました。

・HR-AAUTEW:2021年7月量産出荷開始。使用温度範囲を既存の-20℃~+85℃から-40℃~+85℃(*3)へ拡大。
・HR-AAUTEWM:2022年6月量産出荷開始。標準性能モデル「HR-AAUTE」と比較して約1.5倍の長寿命化を実現。(*4)
・HR-AATEZ:2024年4月量産出荷開始。長寿命モデル「HR-AAUTEWM」と比較して約2倍の長寿命化を実現。(*4)

近年の車載アクセサリ機器市場の傾向として低温環境下での放電要求が増加しています。当社はこのニーズに応えるために、新規材料(水素吸蔵合金、外装缶など)を採用し、従来より電池容量を増やすことにより、低温放電性能を一層向上させたニッケル水素電池「HR-AATEX」を新たに開発しました。新製品は、既存モデル「HR-AAUTEW」と比較して、約1.2倍の電池容量および-40℃の環境下における放電時間(*5)約6倍を実現しました。この放電性能の向上により、寒冷地で車載アクセサリ機器を利用するユーザーの利便性向上が期待できます。

本製品は2024年8月から量産出荷を開始いたします。車載アクセサリ機器用途のラインアップ充実により、お客様の使用環境に適したニッケル水素電池をご提供いたします。

当社製ニッケル水素電池は、IATF16949認証を取得した高崎工場(群馬県高崎市)で生産いたします。また、RoHS指令、欧州電池規則(2023/1542)などの各種法令にも準拠しております。

当社は、今後もSmart Energy Partnerとして、先進技術を結集し、お客様に電気エネルギーを安心して効率的にご活用いただける提案をし続けてまいります。

<製品仕様>
JIS規格に準拠した名称:HR15/51
公称電圧:1.2 V
公称容量:1300 mAh
定格容量:1100 mAh(*6)
寸法・質量:外径14.35 mm、総高50.0 mm、約26 g(*7)
用途例:eCall、カーアラーム、ドライブレコーダー、その他車載アクセサリ機器

*1:ニッケル水素電池はリサイクル可能なニッケルを多く含んでおり、使用後はステンレス材料などに再利用されます。
*2:電解液が水溶性のため
*3:お客様のご使用条件によって、放電容量は異なります。詳細はお問い合わせください。
*4:当社推奨の間欠充電条件で使用した場合。お客様のご使用条件により、寿命は異なります。詳細はお問い合わせください。
*5:満充電の電池を1.5It(1It(A) = 定格容量(Ah)/(h))で放電した場合の終始電圧1.00 Vに達するまでの時間
*6:単電池を110 mAで16時間充電した後、220 mAで終止電圧1.00 Vまで放電した時の最小容量
*7:熱収縮チューブを含む

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン