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ローデ・シュワルツ、GMSLTMベースのソリューションに対するテスト機能を拡張

(2024/12/25)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

ローデ・シュワルツ、GMSLTMベースのソリューションに対するテスト機能を拡張


回の協力により、GMSLベースのADASやIVIシステムの迅速な開発・実用化が可能になるでしょう。

ローデ・シュワルツはAnalog Devices, Inc.(ADI)社と協力して、ギガビット・マルチメディア・シリアル・リンク(GMSL)デバイスのための広範なテスト機能を開発しました。ADI社のGMSL技術は、費用対効果に優れたスケーラブルかつシンプルなSerDesソリューションとして、主に自動車の車載インフォテインメント(IVI)や先進運転支援システム(ADAS)に使用される高速ビデオ・リンクの性能が向上するように設計されています。今回の両社の連携を通じて、エンジニアや開発者、メーカーの皆様はGMSLベースのADASやIVIシステムを迅速に開発・実用化ができるようになるでしょう。

ローデ・シュワルツは、GMSL仕様に準拠したPMA(Physical Medium Attachment)テストを実行できる機能を新たに導入しました。このソリューションは、ローデ・シュワルツのオシロスコープ・ファームウェアに完全統合されており、広範なシグナル・インテグリティ評価ツールを提供します。たとえば、信号の挙動をリアルタイムにモニタリングできるLiveEyeや、高度なジッター/ノイズ解析ツールなどがあります。さらに、送信および受信チャネルのためのアイマスクも組み込まれています。

また同ソリューションには、狭帯域クロストークを検証するために、R&S RTPオシロスコープによる強力なスペクトラム解析機能も盛り込まれています。そのうえさらに、ローデ・シュワルツが提供するベクトル・ネットワーク・アナライザを使用して、ケーブルやコネクタ、チャネルの特性評価を行うことも可能です。

GMSL技術は高解像度なデジタル映像を確実に伝送できるその能力から、たとえば安全性やモニタリング、インフォテインメント、自動運転のための車載アプリケーションなど、カメラとディスプレイに基づくアプリケーションの基本要素としてますます重要になりつつあります。

ADI社でGMSL技術グループを統括する副社長のBalagopal Mayampurath氏は次のように説明しています。「重要なのは、GMSLがいくつものOEM企業やティア1サプライヤに採用され、自動車産業のビデオ接続規格としてデファクト・スタンダードとなっていることです。ローデ・シュワルツのテストツールがあれば、そのGMSLベースのソリューションを開発して市場投入するプロセスを迅速化できます。これは、自動車産業のエコシステムに応えていくうえで非常に大切なポイントです」。

2025年1月7~10日にラスベガスで開催のCES 2025では、西ホール・小間番号3366のブースにおいて、このアプリケーションをデモ紹介します。

www.rohde-schwarz.com

お問い合わせ:
欧州(本社):Patrizia Muehlbauer(電話:+49 89 4129 0、email:press@rohde-schwarz.com)
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg@rsa.rohde-schwarz.com)
アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)

自動車向けテスト・ソリューション―テストするから、信頼できる
ローデ・シュワルツは試験・計測に関するソフトウェアや計測器、システムの世界的なトップメーカーとして、その高い専門技術を応用しながら、自動車の先行開発から生産まで全ライフサイクルに向けて革新的なソリューションを開発しています。世界中のOEM企業やティア1サプライヤ、半導体メーカー、技術サービス企業など皆様が、車載用レーダーや接続性、インフォテインメント、高性能コンピューティング、さらにはEMC適合性に対する当社の実績豊かな試験ソリューションに信頼をお寄せいただいています。とりわけ、レーダーの開発・統合・生産における革新的なテスト・ソリューションを通じて、ローデ・シュワルツは次世代のADAS/AD(先進運転支援/自動運転)システムを市場投入しようと取り組んでいるお客様の確かなパートナーとしてお応えしています。そのほか、ワイヤレス通信の分野で長年にわたり積み重ねてきた経験と技術をもとに、5GやC-V2XからUWB、Wi-Fi、GNSSまで、あらゆる規格によるロバストな接続性の実現を支えています。当社の計測器は最先端のバス速度に対応するほか、高性能ドメイン・コントローラなどのECUを備えた車載ネットワークを開発・デバッグでき、さらにはEMC問題の解消にも貢献しています。ローデ・シュワルツは、CISPRやISOのあらゆる主要な規格、メーカー指定のEMC規格に沿って車両やその部品のEMIおよびEMS測定を実行できる電子計測機器はもとより、カスタムなターンキー試験システムも提供しています。こうしたシステムや機器をもとに、お客様独自のシステムと計測器による車載アンテナ・テストや無線共存テストを完全にサポートしているのです。さらにECU生産時の部品や基板レベルのテストに対応できる極めて優れたソリューションもご用意しています。世界中のパートナー企業やお客様がこれらの試験ソリューションを活用して、自動車部品とシステムの正確な機能や円滑で不備のない相互作用、外部との完全な通信が実現するように保証しています。

ローデ・シュワルツについて

ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2023/2024会計年度(昨年7月から本年6月まで)には29.3億ユーロの純収益を上げました。また、2024年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約14,400名の従業員が全世界で活躍しています。

R&S(R)は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG.の登録商標です。

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〒160-0023
関野  敏正
電話番号: +81 3 5925 1270/1290
Toshimasa.Sekino@rohde-schwarz.com
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