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(2018/8/8)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:ろうそくまつり実行委員会
弘法大師「空海」が今も祈りを捧げる「奥の院」へと通じる参道約2kmに10万本のローソクを並べ、荘厳な空気を感じる中、先祖をはじめ奥の院に眠る総ての御霊(みたま)への供養と祈りを捧げる祭事です。
ろうそくまつり実行委員会が主催する日本最大のろうそく祭り「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」が平成30年8月13日(月)午後19時から開催されます。
漆黒の闇にきらめく幻想的なろうそくの灯りは高野山の夏の風物詩となっています。参拝者はその灯りの中に先祖を思い、お盆の送り火といたします。
【高野山ろうそくまつりウェブサイト】
" target="_blank" rel="nofollow">https://www.facebook.com/koyasanrosokumatsuri/
「高野山ろうそくまつり」は本年で45回目を迎えます。
毎年全国から数多くの参拝者が訪れ、一様にご先祖様や縁の方々、20万基に及ぶ墓石を前に奥の院に眠る総ての御霊への供養を捧げております。
無料配布のろうそく
参道に設けられた各ポイントで無料にて配られるろうそく10万本を沿道に並べ光を灯すと、そこには幻想的な世界が広がり、参拝者はその灯りの中に先祖を思い浮かべお盆の送り火としております。また、優しく揺れるろうそくが作る光の道に安寧を覚えることでしょう。
ろうそくの火は千年続く祈りの火
ろうそくまつりで使用する火は1000年続く「お照の一燈」から火を分けいただき10万本のろうそくへと移していきます。貧しい暮らしの中で養父母の菩提を弔うために自らの黒髪を売り、奥の院燈籠堂に献じた一燈です。畏敬の念と感謝の心が生み出す平和を願うその思いが1000年の時を超えて受け継がれ、お参りをいただいた皆様の心に広がっていくことを願っております。
(詳しくはhttps://wave.pref.wakayama.lg.jp/bunka-archive/minwa/12.html)
ろうそく以外には…
ろうそくのほかには祈りを込めて灯りをともす「祈心灯」や静けさの中にしっかりと夜道を照らす「置燈籠」が並び、参道は荘厳な雰囲気に包まれます。願い事が書けるようになっている祈心灯は2つで500円。奥の院参道入口が2カ所あり、その両方で購入することが出来ます。家内安全や商売繁盛、学業成就など様々な願いを込めてその灯りをともし、所定の場所にお運び頂いた後に献灯していただきます。
祈心灯を使ってみんなで作る今年の一字
毎年、祈心灯を用いて「今年の一字」をつくります。
今の日本にとって必要なものは何か?少し大げさですがそんなテーマで実行委員長が考える一文字です。
過去には「和」「祈」「愛」「灯」などがあり、今年は希望の「希」。縁取りをスタッフの方で行いますので、その枠内に参加者の皆様の手で並べて頂きます。毎年、多くの皆様が写真を撮られていますね。
ゆめづくりまちづくり優秀賞を受賞したことも。
国土交通省近畿地方整備局主催、第8回ゆめづくりまちづくり賞優秀賞を受賞したこともあります。
主催は「ろうそくまつり実行委員会」ですが本まつりは小学生からシルバー世代までの多世代の住民組織が支えるまつりです。 行政、警察、消防だけでなく地域住民も積極的に参画し多世代間の交流の場となっているとともに、この住民同士の「つながり」がまちづくりの基盤となっています。また、実行委員長が毎年交代し、地域と連携しながら運営する仕組みとなっており、この仕組みが地域交流を継続させるともに、円滑な世代交代を成しえています。
派手さは全くない。
大きな打ち上げ花火、可憐なステージショー、ライブや音楽イベントなど、よく見られる派手なお祭りではありません。お盆の真っただ中ですが盆踊りもありません。ただ粛々とろうそくに火を灯し参道に並べていくだけの「静かな」お祭りです。ただ、日本の総菩提所と呼ばれる高野山においては、まさにドンピシャの祭りであり、年々参拝者の数も増え続け、今は約3万人の方々にご参拝いただいております。
もともとは町内の人のためのお祭りでした
現在の高野山は人口約3000人、そのうち僧侶が1000人という宗教都市。毎年約180万人の方が訪れる町でありながら、安定した収入や都会へのあこがれからか人口流出が後を絶たず、消滅可能都市に含まれるほど。町外に出ていった若者がお盆に帰ってきたときに、何か高野山を感じられるものはないか?みんなが高野山らしく楽しめることは無いか?と考えて45年前に始めたのが「高野山ろうそくまつり」でした。今では多くの観光・参拝客の楽しみの一つとなり、高野山を代表するお祭りの一つです。
ろうそくまつりは在家。そしてもう一つは「萬燈供養会」
前述のように45年前に始まったろうそくまつりは、地元民(在家)を中心としたお祭りでした。高野山は在家と僧侶が互いに支え合いながらその文化を守りつつ居住する場所です。1200年の歴史の中で継がれてきた多くの宗教行事は山内117の寺院が粛々と執り行い、関係する事業所や在家の方々が裏方としてそのサポートを行う地域です。逆に事業所や在家はその拠り所(心)として空海や各寺院にお支えをいただいております。このようにどちらか一つが欠けても「高野山」を作ることは出来ませんし、この僧俗混在する姿が今の「高野山」なのです。
少し話がそれましたが、このろうそくまつり中も20時より奥の院燈籠堂で僧侶による「萬燈供養会」が執り行われ、僧侶もここに訪れた参拝者も主催者も一体となり、ご先祖さまや縁(ゆかり)の方に祈りを捧げる、それが「高野山ろうそくまつり」なのです。
今年は各ブースで2つの取り組み!
毎年大きな変化を持たないろうそくまつりですが、今年はろうそく配布をしている各ブースで「西日本豪雨災害」に合われた方々に送る義援金もしくは支援金を募っております。被害にあわれた皆様には心よりお見舞いとお悔やみを申し上げ、微力ではございますが私どもに出来ることを精一杯やらせていただければと思います。
そしてもう一つは弘法大師「空海」のNHK大河ドラマ化を目指す署名活動。2023年に空海は生誕1250年を迎えま
す。真言密教の伝承者としてあまりにも大きな存在であるがため見逃されがちなもう一つの顔。「書」「文学」「天文学」「地質学」「土木」「建築」など多才な才能を発揮し、日本各地における数多の功績により「空海ゆかりの地」は全国に伝説として受け継がれている。生誕から幼少期、青年期、修行の時を経て歴史の表舞台に現れるまで、どのような時を刻み、何を願い、何を夢見て全国を駆け回り今に語り継がれる超人「空海」の誕生に至ったのか。畏敬の念と感謝の心、慈しみや思いやりといった日本人が元来大切にしてきた心が失われつつある昨今、年間50話のドラマを通じて空海の「生き様」とその「心の葛藤」を描くことで「日本人らしさ」「日本人の誇り」というものを再確認できるのではないか、そして、高野町内はもとより全国に広がる空海を慕うすべての人々と思いを共有し、深め、つながりを強固にすることで空海ご生誕1250年に向けた気運を高めてまいりたいと考え、その一つの方法としてドラマ化実現にむけた誘致活動を始めたいと考えております。よろしければ足をお止めいただき、ご署名いただけましたら幸いです。
スケジュール・会場
会場:高野山奥の院参道全域(和歌山県伊都郡高野町高野山奥の院)
ろうそく配布時間19:00~21:00
アクセス
【電車でお越しの方】
大阪 南海難波駅から南海高野線にて直通(ケーブルカー含め約1時間40分)
最寄駅:高野山駅
【お車でお越しの方】
一部交通規制の区間がございます。また山内の駐車スペース(特に奥の院周辺)は大変混雑し、駐車可能台数も少ないことから、公共交通機関でお越しいただいたほうがスムーズです。
【宿泊に関して】
山内にホテルはございません。皆様には宿坊にお泊りいただくことになります。ご予約は高野山宿坊協会をご利用ください。
高野山宿坊協会 TEL 0736-56-2616
ご注意ください
奥の院参道は弘法大師空海が今も祈りを捧げる聖域です。
・宿坊の浴衣・丹前・寝間着でのご参拝は、ご遠慮ください。
・参道内での飲食も禁止です。
・奥の院御廟手前、無明の橋より奥は撮影禁止です。
・中の橋駐車場に露店が出るため、駐車は2階部分のみの使用となります。
・ろうそくを並べる際に浴衣の袖口に引火の恐れがありますので、充分に気を付けてください。
・夜間での開催のため、足元にお気をつけください。
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