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パナソニックがインドで炊飯器事業30周年

(2018/9/19)

カテゴリ:経営情報

リリース発行企業:パナソニック

パナソニックがインドで炊飯器事業30周年


パナソニックAPインド株式会社(PAPIN)外観
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2018年9月、インドで炊飯器事業を開始してから30年を迎えました。

パナソニックは、早くから米食の多いアジアに目を向け、日本で生まれた調理器具である炊飯器の生産・販売を通じて、「その国の人々の幸福、発展に寄与する」という海外進出の基本方針を実践してきました。特に、インドにおいては、他社に先駆けて炊飯器の国内生産を決定。1988年9月、インド松下電化機器株式会社(現、パナソニックAPインド株式会社:PAPIN)を設立しました。

当時、炊飯器でご飯を炊くという習慣がなかったインドにおいては、新たな市場の創出から始めなければなりませんでした。そこで、インドの食生活に密着し、炊飯と同時にチキンカレーを調理できるアタッチメントを開発するなど、現地のニーズやお困りごとを汲み取った製品を開発してきました。今や炊飯器は自動調理器として広く認識され、インドのキッチンにおける重要な調理器具の1つになっています。

需要の伸びに比例して、PAPINにおける炊飯器の生産台数も伸長。現在は、インド国内向けのみならず、世界44カ国に輸出する炊飯器のハブ工場になっています。その年間生産台数は、インド国内向け70万台、輸出向け30万台の規模に拡大しており、2018年6月には累計生産台数1,000万台を達成しました。この間モノづくり力も鍛え上げ、高い生産品質を実現。2018年8月からは日本向けの小型炊飯器の出荷を始めています。

PAPIN社長の麻生英範は、「30年前のインドは今と違い、生活環境、事業環境共に、十分に整備されているとは言えない状況でしたが、関係会社や従業員など多くの人に支えられ、炊飯器のグローバル生産拠点としての地位を確立して、設立30周年を迎えることができました。厳しい日本の品質基準を満たし、炊飯器が生まれた日本市場に"Made In India"の炊飯器を輸出できることは、インド事業において一つの大きな金字塔であり、今日のPAPINを築き上げてきた皆さんへの恩返しと考えています」と、語っています。

パナソニックは、今後も炊飯器をはじめとする家電製品を通じてインドの人々の生活に寄り添い、「A Better Life」を実現していきます。

<パナソニックAPインド株式会社の概要>
【会社名】Panasonic Appliances India Co., Ltd.
【社長】麻生 英範
【設立時期】1988年9月9日
【本社所在地】インド共和国 タミル・ナードゥ州 チェンナイ市
【事業内容】炊飯器、調理器の製造・販売

<インドにおける炊飯器事業の主な変遷>
1988年9月:インド松下電化機器株式会社設立
1990年9月:インド国内向け炊飯器の量産開始
1992年6月:インドの食生活に密着したアタッチメント付き炊飯器 第1号を発売
1992年4月:炊飯器の輸出開始
2012年1月:パナソニックAPインド株式会社に社名変更
2018年6月:炊飯器累計生産台数1,000万台達成
2018年8月:日本向け小型炊飯器 出荷開始
2018年9月:PAPIN設立30周年

【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 ブランドコミュニケーション本部 広報部
TEL:06-6908-0447(大阪)/03-3574-5661(東京)

以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] パナソニックがインドで炊飯器事業30周年(2018年9月19日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2018/09/jn180919-3/jn180919-3.html

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