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<東日本大震災から7年半>平成30年9月29日(土)・30日(日)「陸前高田市まちびらきまつり」開催!~UR都市機構の復興まちづくり支援も総仕上げへ~

(2018/9/21)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:UR都市機構

<東日本大震災から7年半>平成30年9月29日(土)・30日(日)「陸前高田市まちびらきまつり」開催!~UR都市機構の復興まちづくり支援も総仕上げへ~

独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が参加する岩手県陸前高田市・まちびらき実行委員会は、新しい中心市街地における交通広場の完成や高田南幹線道路の開通などを記念し、復興が進むまちの姿を市内外へ発信し、市民とともに喜びを分かち合う機会として、9月29日(土)・ 30日(日)の二日間、まちびらきイベント「陸前高田市まちびらきまつり」を開催します。



陸前高田市は、かつては名勝「高田松原」が象徴となった自然豊かなまちでしたが、東日本大震災の地震と津波により県内最大の被害を受けました。津波に耐えた「奇跡の一本松」は震災被害・復興の象徴として、全国から注目を集めました。

UR都市機構は、東日本大震災の被災地の中でも同市の復興まちづくり支援に最大規模の人数で取り組んでいます。2011年4月の職員2名の派遣にはじまり、翌年3月に市と「東日本大震災に係る陸前高田市復興事業の推進に関する協力協定」を締結。同市からの委託により、高田地区及び今泉地区の被災市街地復興土地区画整理事業を進めており、高台の住宅地整備とあわせて、津波による浸水被害を受けた市街地の一部をかさ上げし、新たなまちの整備を行っています。

高田地区の中心市街地では、昨年4月に開業した大型商業施設「アバッセたかた」に続いて、仮設商店街で営業していた店舗が次々に中心市街地に戻り、5軒の共同店舗「まちなかテラス」などが開店しました。隣接する「まちなか広場」では子供たちの賑わいも復活し、アバッセたかたに併設された「陸前高田市立図書館」が昨年7月開館し、1年間で約15万人が来場しました。

陸前高田市「まちびらきまつり」では、アバッセたかた前の駐車場をメイン会場に、29日は「館の沖橋渡り初め」、「ふれあいまつり」、30日は「まちびらき記念式典」、「交通広場完成式」、「ツール・ド・三陸」、両日にわたって市内小学生による「みらいの陸前高田のまち絵画展」、「復興の歩みパネル展示」などが開催され、イベントを通して、これまでの国内外からの支援に感謝を伝え、復興が進むまちの姿を広く社会に発信します。

今回のイベントを契機に、陸前高田市の復興まちづくり、UR都市機構の復興まちづくり支援に引き続き是非ご注目ください。


<「陸前高田市まちびらきまつり」開催概要>
■趣旨:
新しい中心市街地における交通広場の完成や高田南幹線の開通などを記念し、これまでご支援いただいた方々へ感謝を伝えるとともに、復興が進むまちの姿を市内外へ発信し、市民とともに喜びを分かち合う機会として、まちびらきまつりを行うもの。

■日程:2018年9月29日(土)・30日(日)

■会場:陸前高田市中心市街地(会場MAP参照)

■主催:まちびらき実行委員会
【構成団体】
ふれあいまつり実行委員会、ツール・ド・三陸2018実行委員会、陸前高田商工会、アバッセたかた、陸前高田市復興支援連絡会、まちびらき音楽祭実行委員会、株式会社ミライロ、UR都市機構、陸前高田市(商工観光課、地域福祉課、都市計画課、市街地整備課)

■内容 ※予定
◎9月29日(土)
・館の沖橋渡り初め
・ふれあい祭り(ステージ、展示、出店、もちまき)
・【ふれあいまつり関連企画】ノーマライゼーション学校(ミライロ垣内代表講演、まち歩き)
・ツール・ド・三陸 前日イベント 等

◎9月30日(日)
・ツール・ド・三陸
・まちびらき記念式典
・交通広場完成式
・もちまき、市民吹奏楽団演奏
・まちびらき音楽祭 等

◎両日
・ココデアエルすぽっと(出店、ワークショップ等)
・ツール・ド・三陸出店
・市内小学生「みらいの陸前高田のまち」絵画展示
・復興の歩みパネル展示 等


<「陸前高田市まちびらきまつり」会場MAP/イベントスケジュール>




<陸前高田市におけるUR都市機構の復興まちづくり支援について>
UR都市機構は、2011年4月から職員2名を陸前高田市に派遣し、復興計画策定等の支援を行いました。翌2012年3月に市と「東日本大震災に係る陸前高田市復興事業の推進に関する協力協定」を締結。安全な市街地整備を行う復興市街地整備事業及び被災者向けの住宅建設を行う災害公営住宅整備事業を行っています。

1.復興市街地整備事業
陸前高田市からの委託により、高田地区(約186ha)及び今泉地区(約112ha)において被災市街地復興土地区画整理事業を進めています。高台での新たな住宅地の整備とあわせて、津波により浸水被害を受けた市街地の一部をかさ上げし、山側にシフトした新たな市街地を整備しています。
かさ上げに使用する大量の土砂は120mの山を45mまで削り、その土砂をダンプカーで運搬すると長期間かかることから、工期短縮のため全長約3kmのベルトコンベヤーを導入しました。また、気仙川を渡るベルトコンベヤー専用吊り橋は地元小学生から「希望のかけ橋」と名付けられ、同市で進む復興事業のシンボルとして、2016年の撤去まで、市民に親しまれました。
高田地区中心市街地
高田地区高台住宅地
まちなか広場
ベルトコンベヤー「希望のかけはし」

2. 災害公営住宅整備事業
陸前高田市からの要請により、市内で下和野、水上、大野、田端、長部、今泉の全6ヵ所、計269戸の災害公営住宅を建設しました。
災害公営住宅 下和野団地

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