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(2018/11/28)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:宮崎県経済農業協同組合連合会
数々の日本一の称号を得てきた宮崎牛を育てる家族の姿を紹介
JA宮崎経済連と写真家 浅田政志がタッグを組んで制作した「宮崎牛家族」写真集が2018年11月29日(いいにくの日)に蔦屋書店やオンラインストア、JA宮崎経済連グループのミヤチクレストラン各店にて全国発売されます。
宮崎牛は、昨年 全国和牛能力共進会にて3大会連続となる内閣総理大臣賞を受賞し、肉牛部門で日本一の実力を示しました。その結果、国内外で宮崎牛への関心が高まってきており、JA宮崎経済連では、昨年から行う宮崎牛で赤富士を作り日本一を表現した動画プロモーションの次のステップとして、宮崎牛を育てる生産者家族を紹介することで、宮崎牛の理解をさらに深めてもらおうと写真集制作を決定。家族写真で定評のある写真家 浅田政志氏と手を組み、数ヶ月に渡り、宮崎全域12の農家と農業高校1校を取材し、「宮崎牛家族」写真集が完成しました。
写真には、それぞれの家族や高校生の牛との向き合い方、家族のふれあい、そしてどこか懐かしさを感じる家族の姿が描かれています。
プレスリリース
https://prtimes.jp/a/?f=d39672-20181127-3582.pdf
ページイメージ
昨年から行っている宮崎牛赤富士プロモーション動画
「宮崎牛」のこと
「宮崎牛」は、子牛を生産する繁殖農家と、その子牛をお肉になるまで育てる肥育農家が一緒になって育てるブランドです。ブランドが誕生して30 年以上。それ以前から、宮崎は、全国各地の銘柄牛の素牛の生産が盛んでした。
現在、「宮崎牛」は登録農家である266 戸を中心として、年間約18,000 頭が流通しています。
「宮崎牛」を名乗れる条件は、
黒毛和種である
宮崎で生まれ宮崎で飼育されている
肉質等級が4 等級あるいは5 等級である
県内種雄牛もしくは家畜改良のために指定された種雄牛を父にもつもの。
厳選された条件の中で育った「宮崎牛」だからこそ、「血統」は保証されています。「よく食べ、よく寝る」という基本的な育て方は同じなのですが、もうひとつの「餌」に関しては、各農家の個性の見せ所です。
2007 年には、和牛の祭典と言われる第9 回全国和牛能力共進会※1(鳥取大会)で日本一を 達成した「宮崎牛」でしたが、2010 年に発生した口蹄疫により、297,808 頭の家畜が尊い命を失い、宮崎県全体の暮らしを大きく揺さぶりました。県外に被害を及ぼさないようにと、家族のように育てた牛たちを、自分たちの手で殺処分するというとても辛い事態が起きました。中には経営が立ち行かなくなり、牛農家をやめる人もいました。それでも「負けるもんか!」と、ブランドとしての「宮崎牛」をここまで復活させることができたのは、たくさんの方々の サポートと農家が牛に対する愛情を絶やさなかったからです。
口蹄疫発生から2 年後の2012 年には、第10 回全国和牛能力共進会(長崎大会)で2 連覇となる日本一を達成。2017 年には史上初、3 大会連続で内閣総理大臣賞※2を受賞しました。
嬉しいことも、辛いことも、いろいろな経験を経たからこそ、一頭一頭愛情を込めて大切に育てる家族がいる。それこそが「宮崎牛」のいちばんの自慢かもしれません。
※ 1 全国和牛能力共進会
1966 年より開催されている、5 年に1 度、全国から選りすぐりの和牛を集めて行われる品評会。
※ 2 内閣総理大臣賞
全国和牛能力共進会における最高名誉賞。1~9 区で優等首席を獲得した牛の中から、種牛部門と肉牛部門に、それぞれ一つ与えられる。
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