全遺伝情報(ゲノム)編集など先進バイオ技術の発展により、人工クモ糸や嗅覚受容体センサーのような生物由来の新素材が誕生する期待が高まっている。微生物や植物に製造させることで実現するこれら...

太陽光発電、蓄電池、燃料電池など点在する小さな電源をIoT(モノのインターネット)で束ね、一つの発電所のように扱う“仮想発電所”が登場間近だ。仮想発電所は再生可能エネルギーの導入を増や...

【AI】 一方、AIで注目されるのは、従来比約4倍のエネルギー効率で文字や画像を認識するディープラーニング(深層学習)向けのプロセッサー。... 深層学習のアルゴリズ...

欧エアバスが主力小型機「A320」(標準150座席)など旅客機の増産を急いでいる。ここ数年の好調な受注もあり、現在の生産能力では10年かかる受注残を抱える。さらに、新興国市場の成長で将...

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と日本企業がタッグを組んだ海外スマートコミュニティー(次世代社会インフラ)実証事業が、世界のエネルギーシステム変革を先導し...

企業の成長戦略を具体的に描いた中期経営計画を、3月期決算の上場企業が相次いで策定した。新興国経済の減速、為替の円安基調などを背景に、企業業績が下ぶれ要因を抱えるなか、今後3―5年を目標に、M&...

企業がダイバーシティー経営を導入する動きが広がっている。国際化や少子高齢化の進展で、多様な人材の活用が企業の成長戦略の一つとして不可欠となっているためだ。ダイバーシティー経営の柱として労働時間短縮など...

多様な発想、商品洗練 日本企業に広がってきたオープンイノベーション。だが通常、具体的なアイデアや審査過程は公開しない。競合他社に真似されかねないため当たり前の対応だ。

経団連の榊原定征会長が2期目(1期2年)に入った。政権と経済界は“車の両輪”として経済再生に尽力してきたものの、年明けから“車窓”の景色が変わった。原油安と新興国経済の停滞を“発火点”...

安倍晋三首相が1日、2017年4月の消費増税実施を19年10月に延期すると表明した。産業界は消費増税までの2年半で日本経済を確実に成長軌道に乗せることを要望。個人消費、設備投資に弾みが付く施策に期待を...

2日に開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会では、サウジアラビアとイランのシェア争いなどから、生産調整の合意には至らないとの見方が強い。だが、4月の主要産油国会合では市場予測に反し、増...

小売り、配送に課題 日常生活を支えるインフラであるスーパー、コンビニエンスストア。4月14日、16日に最大震度7を相次いで観測した熊本地震では、熊本、大分両県の多くの工場や店舗が被災...

先週末に閉幕した伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)は、安倍晋三首相が2017年4月の消費増税延期を表明するための“お墨付き”を与えたのか―。主要7カ国(G7)が採択した...

個人間の取引、安全に執行/分散型で安価にシステム構築 インターネットを置き換える潜在力を秘めた革新的な技術として、「ブロックチェーン」が脚光を浴びている。一般に「分散型台帳...

日本再生へ確かな財政運営カギ 26日に開幕する伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)の議論を経て、安倍晋三首相は2017年4月に予定する消費増税の延期の是非を決断するとみ...

【全保有株1000億円、系列解体で合理化】 日産自動車が保有するカルソニックカンセイの全株式を売却する検討をしていることが分かった。カルソニックはカルロス・ゴーン日産社長がかつて、日...

新薬開発の停滞打開へ 26―27日の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)で経済政策と並んで感染症対策が主要議題の一つに上る見通しだ。抗菌薬(抗生物質)が...

■コトづくり重要に IoT(モノのインターネット)で付加価値創出型のモノづくりに脱皮を―。政府は2016年版『ものづくり白書』をまとめた。欧米企業がIoTを使って製造...

三菱自動車の燃費不正問題に続き、スズキも規定と異なる方法で燃費データを測定していたことが明らかになった。スズキの鈴木修会長は「燃費に差が出ないからお客さまに迷惑にはならない」と、三菱自の燃費改ざんとは...

景気回復の足取りが鈍い。内閣府が18日発表した1―3月期国内総生産(GDP)をみると、個人消費に力強さはなく、円高基調、資源安などの要因を背景に、企業が設備投資に慎重姿勢を見せ始めた。...