メーカーの値上げ公表で、安値が切り上がっている。... さらにメーカーは4月出荷も1万円の値上げに踏み切り、市場には先高感が漂いつつある。高炉メーカーも4月にトン1万円程度の大幅値上げを公表した。

為替の円安で輸入材が値上がりする一方、原材料の上昇でメーカーが値上げに動き先高感が醸成された。... 円安で輸入材の仕入れ価格が上昇し、電炉、高炉メーカーとも値上げに動き、市場に先高感が醸成された。....

炉別でみると、高炉メーカーによる転炉鋼が前年同月比0・4%増の722万7000トンと4カ月連続プラス。

炉別生産は高炉メーカーによる転炉鋼が前年同月比2・0%増の695万6000トンと3カ月連続プラス、電炉鋼が同8・7%増の224万3000トンと12カ月連続プラス。

高炉メーカーは値上げの旗を降ろしていないが、現状は立ち消え状態。... 高炉品の配管用鋼管はメーカーの値上げ表明で横ばいを維持するものの、溶協品の角形鋼管、構造用鋼管は弱含みが続く。... 高炉メーカ...

高炉の値上げは通りにくく、底値感の醸成も難しい状況。... 高炉メーカーは値上げの旗を降ろしていないが、流通の過当競争にかき消されている。

3月にメーカーの値上げで仮需が発生し、4月はその反動が出て需要が低迷した。... これに鉄スクラップの弱含みが追い打ちをかけ、電炉メーカーの値上げは通らなくなり、高炉メーカーが打ち出した値上げも難航し...

高炉メーカーが原材料となる薄板の5月出荷からの値上げを表明し、市場に下げ止まり感が醸成された。原材料の値上げに電気料金の引き上げなど、製造コストの圧迫要因が重なり、カラー鋼板メーカーの値上げの可能性も...

3月期末にメーカーの数量確保のための押し込み販売などで、流通在庫が増え、先行きの不透明感から在庫処分を急ぐ動きが見られ、弱含む気配も感じられた。 ただ高炉メーカーが5月出荷から店売り...

三井造船は15日、インドのタタスチール、韓国のポスコや現代製鉄、中国の高炉メーカーなどから高炉向け大型軸流圧縮機10基、高炉用タービン発電設備6基の計16基(内定含む)を連続受注したと...

高炉メーカーが5月出荷から原材料の薄板のトン5000円程度の値上げを表明。原材料の値上げで鋼板メーカーの販価引き上げも予想され、市場には下げ止まり感も醸成されつつある。 ... メーカーは販価...

高炉メーカーが2次加工向け薄板のトン5000円の値上げを公表した。今のところコラムメーカーに値上げの動きは表面化していないが、原材料の値上げを採算の厳しいメーカーが吸収するのは難しく、6月以降値上げに...

メーカーの値上げで強含むかに見えた市況は、荷動きの低迷で足踏み状態が続く。... 3、4、5月と電炉や高炉メーカーが値上げに動き、小口を中心にトン1000円反発したが、需要の低迷とともに上昇力を失った...

高炉メーカーの理解と協力を得られるかが、鉄スクラップの再利用拡大に向けたカギを握る。... 電炉最大手で自動車メーカーへの売り込みを進めている東京製鉄製の薄鋼板をどう適用するかについても検討課題になり...

省エネルギー性に優れているため、高炉メーカー向け大型炉には一般的に採用されているが、小型炉では普及が遅れていた。... 現在、小型炉を用いる鍛造メーカー、ステンレス製工業用製品を扱っている熱処理メーカ...

ステンレスメーカー各社が、厚さ100マイクロメートル(マイクロは100万分の1)程度以下まで圧延したステンレス箔の用途拡大を進めている。... 【高付加価値品に】 ス...

すでに日本の高炉メーカーは新日鉄グループとJFEグループに二分されている。... 日本の高炉メーカーは高級鋼板の製造技術で世界的に突出しているが、海外での工場進出はやや遅れ気味である。 ...

円高で高炉会社が輸出向け生産を抑えたことと電炉会社による夏期減産の影響で、減産傾向が表れた。 炉別で見ると、高炉メーカーによる転炉鋼が前年同月比0・1%増、前月比1・9%減の7...

高炉メーカーの値上げが価格転嫁できず、輸入材に頼る動きも出た。... 市場には高炉材のほか、東鉄材、輸入材と多様な価格帯の玉が混在する。... 高炉材の仕入が上がり、需要家に説明はするものの、動きが悪...

TSWは、筆頭株主だった住友商事から株式を取得し今年2月に子会社化した鋼線メーカー。高炉メーカーから仕入れた線材を原料に冷間で伸線加工し、ばね鋼線とプレストレストコンクリート用鋼線(PC鋼線&...