記事検索結果

フラーレンの電子受容性、起源は五員環構造京大が解明（2023/5/26 科学技術・大学）

フラーレンの電子受容性が曲面構造に由来するのか、五員環構造に由来するのかを区別するために直鎖状分子のオリゴビインデニリデンを合成した。同分子はフラーレンの五員環に沿って円周上をほどいた構造を持つ。.....

エポキシド、開環反応逆開き早大が新技術（2022/5/11 科学技術・大学）

エポキシドは二つの炭素と一つの酸素原子の三員環構造を持つ。... ジルコニウム触媒とエポキシドの酸素が強く結合するため、遷移状態の構造が変わって切断される結合が入れ替わる。開環した後はエポキシドが水素...

酸性電解質中でも安定東工大など、鉄系酸素還元触媒を開発（2021/10/5 科学技術・大学）

鉄原子は窒素原子と結合し、鉄の周囲は14員環構造になる。この14員環構造がグラフェン中に鉄原子を埋め込んだ構造と似ており安定性が増した。これまで鉄フタロシアニンという16員環構造の錯体を作製していた。...

名大、3次元NC分子を合成燃料電池材など期待（2020/7/30 科学技術・大学）

パラジウム触媒での精密で簡便な新反応法を確立し、要となる炭素8個の環状構造(八員環構造)の合成を可能にした。... 八員環はねじれ構造を持ち、3次元NCに理論上必要とされていた。......

5G素材ウォーズ(下)PI・エポキシ、電気特性を改善（2019/11/25 素材・医療・ヘルスケア）

低分子タイプは疎水性の高いフッ素原子を含有させて誘電正接を汎用エポキシの半分にし、製膜用途向けの高分子タイプはエポキシの弱点である水酸基構造をなくした。エポキシ樹脂はエポキシ環構造...

京大、太陽電池向け色素開発エネ変換効率10%超（2019/6/13 科学技術・大学）

研究グループは、従来変換効率が低かった縮環構造のポルフィリン色素が、高い光捕集能力を持つ点に注目した。

JNCと関西学院大、新有機EL材をスマホ供給低消費電力化（2018/12/12 素材・ヘルスケア・環境）

新たな有機EL材料は青色発光向けで、ホウ素原子を含むヘテロ環構造を主骨格としている。

光・熱・電気化学反応で刺激北大、変形する分子開発液晶・センサー材向け（2018/9/25 科学技術・大学）

上下の三環構造は真ん中が七角形のため折れ曲がった構造になる。この有機分子に紫外線を当てると下の三環構造がめくれるように動く。... そして電圧をかけて電子を引き抜くと、上下の三環構...

らせん状ナノグラフェン、京大・阪大が合成に成功（2018/3/20 科学技術・大学）

従来は理論上の分子構造だった、蜂の巣状の六角形格子の面をねじった形状を実現。... 研究グループは、二つの環構造を持つ化合物「α―テトラロン」を出発原料とし、9段階の反応を行い、らせん状ナノグラフェン...

マナック・近畿大、耐熱性410度Cの樹脂添加剤を開発（2016/7/12 科学技術・大学）

同社の従来製品の耐熱性は375度Cまでだったが、環構造を持たせることで熱安定性を約30度C引き上げた。... また加水分解を防ぐため、エステル結合を含まない構造にした。 ... 今回...

そこで私たちは、ベンゾキノンの分子構造そのものを変化させることにより、電極材料としての機能を引き出すことに成功した。例えば、メトキシ基をもつベンゾキノン誘導体や多環構造をもつペンタ...

Rind基は、簡便な方法で大量合成が可能な上、剛直な縮環構造を持つヒドロインダセン骨格に多様な構造修飾を施すことができる。Rindとは化学構造式に基づく略号であるが、英語ではミカンの皮などの表皮を意味...

第11回「オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」6件(2) （2008/9/9）

【優秀賞−日本ゼオン/産業技術総合研究所】日本ゼオンと産業技術総合研究所は、オゾン層保護・地球温暖化防止に貢献する5員環構造を有する独創的な2種類のフッ素系化合物を共同で研究開発、...