川重は3月末に不振が続いた造船事業について、国内の事業規模を3割縮小する構造改革を発表した。

日本造船工業会の加藤泰彦会長(三井造船取締役相談役=写真)は20日の就任会見で、海運業界について「海上荷動き量の増加や老齢船のスクラップ進展などにより、明るい兆しが見えている」...

現行船はボーイングが建造したが、その後ジェットフォイル事業から撤退。... 20年以上発注が途絶え、事業継続について懸案もあった。... 川重は20年度までに、国内の造船事業の規模を約3割縮小する構造...

客船事業は悩ましい環境下にあるとも言える。 ... 常石グループが祖業とする海運市況の低迷もあり、造船業界は資本提携や事業統合などの再編機運が高まる。... 造船事業は100年かけて...

【福山】ツネイシホールディングス(HD)は26日、グループ中核の常石造船(広島県福山市)が手がける2017年の建造隻数が16年実績と同じ45隻になる見通しを発表した。....

しかし原油安を受けた海洋開発需要の停滞や採算悪化により、事業継続が困難と判断。受注済みの手持ち工事を完工した時点で生産機能を停止し、400人強の従業員は他事業に配置転換する。... IHIは13年に造...

■構造改革進め固定費削減/中国合弁と「分担」推進 川崎重工業は不振が続く造船事業について、2020年度までに国内の事業規模を約3割縮小する構造改革に乗り出す。... 同様に...

三井造船は30日、会社分割による持ち株会社体制へ移行する準備を始めたと発表した。... 市況の冷え込みで業界再編の機運が高まる造船事業も事業会社化で動きやすくなる。他社との事業統合を含めた造船事業の構...

17年に創業100周年を迎える三井造船。... 造船所であらかじめ組み上げて、現地まで自走が可能。... 【高船価案件選別】 新造船需要の低迷が続く造船事業は「船価の高い優良案件の選...

川崎重工業の造船事業も、2015年度から2期連続の営業赤字が確定的で「最悪は(事業を)止めるまでを含める」(社長の金花芳則)状況。... IHIグループがJFEと造船事...

■縦割り構造打破、社内の力結集 【ライバル続々】 川重は1世紀以上の歴史を重ね、造船や航空機、鉄道車両など他社の参入障壁の高い事業を育んできた。... 事業間の縦割...

「成長のためのM&A(合併・買収)や事業提携を積極的に実施する。自律成長と外部資源の取り込みの両輪で事業規模を拡大。... 東南アジアなど海外深耕に向け、アフターサービス体制の...

―四つのドメインで構成する事業ポートフォリオを三つに再編します。... 造船事業は今後も構造改革が続く。造船はたくさんの事業再編を行ってきた機械設備部門に移管して改革を進める。

造船・重機各社の2016年は、海運市況の低迷に伴う造船不況や原油安による海洋資源開発の遅延など、海洋リスクに見舞われた1年だった。三菱重工業や川崎重工業は、造船事業の抜本的な構造改革に動きだした。.....

同社の主力事業である航空機部門からは、自衛隊の「P1」対潜哨戒機や「C2」輸送機などが次々と羽ばたいた。 精緻な技術力は他事業にも及んでいる。... ただ節目となった今年、川重の祖業...

みずほ銀行は、みらい造船(宮城県気仙沼市)の新しい造船所建設事業に対して総額33億6000万円のシンジケートローンを組成した。... みらい造船は東日本大震災で被災した造船会社4社が中...

ブラジルの合弁造船事業で新たな損失が発生したほか、坂出工場(香川県坂出市)で建造中の液化天然ガス船で追加コストが生じた。 これを受け、同事業の抜本的な構造改革に乗り出...

三菱重工業は30日、商船事業で今治造船、大島造船所、名村造船所と提携に向けた協議に入ったと発表した。... 三菱重工は2015年10月に長崎造船所の商船事業体制を再編した。同事業を船体ブロック製造専業...

今後も為替ヘッジなどテクニカルな部分を強化しつつ、現場でのコスト削減をさらに拡大する」 ―15年度にブラジルの合弁造船事業で損失を出すなど、リスク管理体制の強化が求められています。&...

手がける事業分野は資源開発から農業、教育分野まで幅広い。... ■主要業界の動向 【造船・海洋/不透明感漂う】 三菱重工業やIHI、川崎重工業などがブラジ...