記事検索結果

横浜市立大、受精せず種子形成するイネ開発作物の育種年限短縮（2023/9/12 科学技術・大学）

イネの遺伝子の発現を制御する機構であるヒストン修飾に関わる2個の遺伝子を改変。... ゲノム編集技術を使ってイネのヒストン修飾に関わる複合体を形成する2個の因子を欠損させ、機能を解析した。

九大と山梨大、受精卵子の働き解明不妊・流産予防に期待（2022/8/11 科学技術・大学）

近年、卵子が活発に働く領域で特定のヒストンたんぱく質の修飾が集積し、それをこの酵素が認識して高度なメチル化を施すと報告された。... 今回、微量エピゲノム解析法を用いて、これとは別のヒストン修飾が中程...

理研、胚・胎盤形成関与の遺伝子同定不妊症の原因解明期待（2022/5/19 科学技術・大学）

遺伝には、デオキシリボ核酸(DNA)や全遺伝情報(ゲノム)を収納するたんぱく質「ヒストン」の一部の官能基が置き換わる「ヒストン修飾」が関わっている。細胞が分裂前後で性質...

DNA複製開始、ヒストン修飾が制御阪大など解明、がん標的薬に応用（2021/11/24 科学技術・大学）

大阪大学大学院の林陽子特任助教、平岡泰教授らはデオキシリボ核酸(DNA)の複製開始が、遺伝子発現などに関与する「ヒストン修飾」の変化によって制御されることを明らかに...

「ヒストン」の化学修飾異常、胃がん悪性化に関係東京医科歯科大が解明（2018/12/25 科学技術・大学）

胃がんにおいてヒストン修飾に関わる酵素「PRMT6」が、がん抑制遺伝子を不活化していた。ヒストン修飾を標的とした新しい治療法の開発へ応用が期待される。ヒストンのメチル化やアセチル化...

iPS・ES細胞の分化関連遺伝子、京大が配置解明（2017/11/21 科学技術・大学）

また、多能性幹細胞の分化関連遺伝子は、活性型と不活性型の両方のヒストン修飾が共存する「バイバレント修飾」を持つことが知られる。それを元に多能性幹細胞の遺伝子の核内配置を調べたところ、バイバレント修飾を...

ストレス耐性、親世代から子孫に継承−京大が発見、種の生存戦略の可能性（2017/2/6 科学技術・大学）

親世代が獲得したホルミシス効果の継承には、特定のヒストン修飾因子が必要なことを明らかにした。生殖細胞内のヒストン修飾因子は、体細胞組織の転写因子とネットワークを形成して、ホルミシスに関する情報を受け継...

植物の細胞核たんぱく質、哺乳類でも存在‐阪大が証明（2016/4/12 科学技術・大学）

大阪大学大学院医学系研究科の猪阪善隆教授らは、これまで植物細胞にのみ存在が確認されていた細胞核のたんぱく質「ヒストン修飾H4K20ac」が、哺乳類の細胞にも存在することを証明した。併せて遺伝子発現の増...

DNAのメチル化やヒストン修飾と呼ばれる細胞の遺伝子が制御される現象を「遺伝情報にフタがされていく現象」と関准教授は説明する。

自然科学3分野、期待高まるノーベル賞（2014/9/29）

DNAのメチル化やヒストン修飾機構の解明、遺伝子発現を制御する微小な核酸分子「マイクロRNA」の発見などのテーマが有力になりそうだ。

受賞理由は、末松氏が「大容量長距離光ファイバー通信用半導体レーザーの先導的研究」、アリス氏が「遺伝子発現の制御機構としてのヒストン修飾の発見」。

京大、細胞の分化速度制御機構を解明（2012/6/14）

PKAがヒストン修飾を誘導する分子G9aの発現を増加して未分化遺伝子の発現を抑制し、その結果、分化が速くなることを突き止めた。

【転写を活性化】一方、真核生物が遺伝子発現を制御するとき、DNA―ヒストン複合体などで構成されるクロマチンの構造が、ヒストン修飾変化を伴って変化することが知られている。... 例えば乾燥スト...

iPS細胞、特性生かした研究を−山中京大教授（2009/7/2）

樹立促進にはDNAの脱メチル化と適切なヒストン修飾も重要な役割を果たすという。