記事検索結果

技術で未来拓く産総研の挑戦(336)CO2地下挙動予測（2024/11/7 科学技術・大学２）

このような高温高圧条件で、熱水と超臨界CO2および両者の混合流体(炭酸水)を1カ月以上流すことができる。我々は火山岩層の模擬岩石を使って、温度200度Cの条件下で炭...

リュウグウに炭酸塩海洋機構など、はやぶさ2採取の試料分析（2024/9/6 科学技術・大学）

海洋研究開発機構の高野淑識上席研究員らは、小惑星「リュウグウ」の岩と水が相互作用してリュウグウに炭酸塩を形成したことを明らかにした。... イオンクロマトグラフィーと同位体質量分析...

エネルギー解体新書(12)CO2鉱物化による地下貯留（2024/4/5 総合４）

日本でも実用化目指す二酸化炭素(CO2)の地中貯留は気体として貯留するのが最も一般的な手法であるが、アイスランドのCarbfix社はCO2を地下の火山岩(玄...

新潟大など、ヒマラヤで6億年前の海水発見全球凍結に伴う酸素増加解明（2023/8/23 科学技術・大学）

海水の栄養塩が不足した環境下で、光合成を行い酸素を発生するシアノバクテリアの活発な活動が起こったことが分かった。... ヒマラヤ山脈の高地で採取した試料を調べた結果、炭酸塩鉱物に閉じ込められた液体が約...

小惑星「リュウグウ」試料、太陽系と等しい化学組成比 JAXAが解明（2022/6/10 科学技術・大学）

主成分は含水の粘土鉱物であり、その他に炭酸塩鉱物や硫化鉄、酸化鉄で構成されることが分かった。この鉱物は、太陽系が誕生してから約500万年後にリュウグウの母天体で起こった化学反応の生成物であることを見い...

非晶質炭酸マグネ、温度依存性なく構造変化筑波大が解明（2021/12/3 科学技術・大学）

CO2地中貯留では、地下水にCO2を混ぜて圧入し、周囲の岩石と反応させて炭酸塩鉱物として固定する。主要な炭酸塩鉱物であるマグネサイトは、低温環境では水和物を形成する。.....

JAXA、小惑星「リュウグウ」試料から水・有機物の痕跡発見（2021/4/28 総合３）

現在、試料のキュレーション(まとめ)作業を進めており、分光分析と顕微鏡観測などから含水鉱物と炭酸塩鉱物の特徴が観測された。... 赤外分光法と顕微鏡で分析し、水由来の2・7マイクロメー...

小惑星の故郷、木星外側か茨城大、形成過程解明に道（2019/7/2 科学技術・大学）

水を多く含む隕石には、水と岩との反応で形成した炭酸塩鉱物が存在する。炭酸塩鉱物に含まれる炭素は小惑星に存在する揮発性の炭素化合物に由来すると考えられていたが、詳細は不明だった。研究...

炭酸塩鉱物、レーザー光で年代測定原子力機構が新手法（2018/12/18 科学技術・大学）

日本原子力研究開発機構の横山立憲研究員らは、地下水が存在した証拠となる「炭酸塩鉱物」を詳細に年代測定できる手法を開発した。

【炭酸塩鉱物に】地球温暖化対策の切り札の一つとして、近年、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留技術(CCS)が注目されている。... 地下に注入隔離され...

京大など、海洋プレートの沈降時マントルに海水混入（2013/5/28）

川本助教らは1991年に噴火し、300億トンの火山岩石を発生したとされるフィリピンのピナトゥボ火山のマントル捕獲岩を観察したところ、炭酸塩鉱物と塩水、水蒸気で構成される海水に似た塩水包有物を発見した。...