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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/3/2 05:00)
JR東海と台湾高速鉄道(台湾新幹線)を運営する台湾高速鉄路(高鉄)は、台湾新幹線に「N700系」ベースの新型車両を導入する検討に入った。台湾高鉄は2020年代をめどに現行車両を更新する意向とみられ、07年の開業から初の大規模な設備更新となる。日本政府は鉄道などインフラ輸出を成長戦略に掲げている。新型車両の導入が決まれば、日本の車両メーカーにも追い風となりそうだ。
台湾高鉄からJR東海に車両更新の打診があり、協議を始めた。導入にかかる金額は未定。N700系の1編成(16両)は50億円程度で、現行の台湾新幹線(1編成12両)をすべてN700系に入れ替えれば1500億円規模にのぼる。
台湾新幹線の現行車両は東海道・山陽新幹線の「700系」を改造した「700T」。JR東海はN700系を基本とする「N700Iバレット」への置き換えなどを提案し、複数車種が混在する場合の運用方法を話し合っている。台...
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(2016/3/2 05:00)
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