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[ エレクトロニクス ]
(2016/4/29 05:00)
日本HP(東京都江東区、岡隆史社長、03・5749・8363)は国内のノートパソコン生産を、新設した日野工場(東京都日野市)に今夏にも完全移管する。現在は昭島工場(同昭島市)の生産能力は1日当たり約6000台だが、新工場は将来この2倍の生産能力に引き上げられる広さとする。日本勢はPC事業の再編や事業縮小を検討する一方で法人用は強化している。日本HPは短納期で納入できる体制を整え、攻勢をかける。
昭島工場での生産逼迫(ひっぱく)を受けて、移転を決めた。すでに移管を始めており、新工場での生産品質を確認しながら、今後2カ月程度で全製品の移転を終える計画。昭島と日野はともに建屋を借りており、当初は追加設備もないため、投資額は10億円未満とみられる。
移転に合わせて、工場内の物流やライン、設備配置などを見直し、より効率的な生産体制を構築する。今後のライン増設は受注動向を見ながら、順次検討する。
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(2016/4/29 05:00)
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