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[ ICT ]
(2016/4/29 05:00)
【独ハノーバー=清水信彦】IoT(モノのインターネット)の基盤(プラットフォーム)となる情報システムの標準をめぐる競争が激しくなっている。独SAPは他社のIoTシステムのデータを容易に扱えるシステムを提供。工場自動化(FA)機器大手の独ベッコフオートメーションもシステムの提供に乗り出す。IoTシステムは情報インフラとしての重要性が増すことは確実で、覇権争いは激しくなりそうだ。
独SAPはIoTシステム基盤の新製品「SAPアセット・インテリジェンス・ネットワーク」を発表した。外部の複数のIoTシステムのデータをまとめて一つのシステム上で管理できる。複数メーカーが提供する鉱山機械とIoTシステムを使う鉱山会社が、それぞれのシステムからデータを取り込み、自社システムでとりまとめて活用する用途を想定する。
独ベッコフオートメーションはIoTシステムに参入する。同社の主力はプログラマブルコントロ...
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(2016/4/29 05:00)
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