第２６回西日本食品産業創造展・紙面プレビュー（２）ユニバックほか

【ガスパック包装真空度合い調整】

• 

ユニバック（堺市中区）は、真空脱気ガス充填（じゅうてん）ベルトシーラー（写真）を出展する。加工食品向けに真空・ガスパック包装が可能。製品ごとに真空度合いを調整できる。能力は１分間に１５―１８個。展示会場にテストサンプルを持ち込み試行できる。（０７２・２３７・１３１３）

【化学品の輸送にも使用可能】

• 

共立物流システム（大阪市中央区）は、液体用中型運搬容器（写真）を出展する。ステンレスを使い高い耐食性を実現。高強度フレーム設計により丈夫に仕上げた。食品や化粧品だけでなく、化学品の輸送にも使用できる。危険物の輸送に適応したＵＮ規格の取得も可能。（０６・６２２７・０２１０）

【野菜のゴミや虫除去に利用可能】

• 

シオン（熊本県菊池市）は、異物除去洗浄機（写真）を紹介する。野菜に付着したゴミや虫などの除去に利用できる。同社従来品の半自動化、小型化に成功。コストを抑え、付加価値を高めた。現在は試作段階だが、食肉や海産物にも応用できる。（０９６８・３８・６４００）

【菓子袋を結束　簡単に開閉可能】

• 

クイック・ロック・ジャパン（埼玉県川口市）は、パンや菓子、青果物などの袋の結束に使う「クロージャー＝写真」を展示する。袋を確実に結束するグリップデザイン。開ける、閉じるを誰もが簡単にできる製品という。素材はポリスチレンを採用し、金属や塩化ビニールなどは使っていない。（０９２・６９２・７６６１）

【底部内部まで水切り可能】

• 

春日電機（川崎市幸区）は、特許技術のスピンノズルを採用した除水機（写真）を展示する。滅菌処理などで商品に付着した水滴を、強力な風で吹き飛ばす。レトルトパウチや弁当箱などの食品から電子部品まで用途は多岐にわたり、スタンディングパウチ包装では底部内部まで水切り可能という。（０４４・５８０・３５１１）

会期＝１８―２０日

会場＝マリンメッセ福岡（福岡市博多区）

主催＝日刊工業新聞社