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[ エレクトロニクス ]
(2016/6/8 05:00)
【米ピッツバーグ=後藤信之】三菱電機は2020年度に、売上高に占める研究開発費比率を5・5%(15年度は4・6%)に引き上げる方針を明らかにした。金額ベースでは2750億円程度(15年度比35%増)になる見通し。IoT(モノのインターネット)を活用して各事業を連携した製品やサービスの創出につなげる。日立製作所やパナソニックもIoTや人工知能(AI)関連投資を増やすなど電機大手でモノづくり革新に向けた投資が目立ってきた。
三菱電機は15年に「未来イノベーションセンター」をデザイン研究所(神奈川県鎌倉市)に設立し、長期的視点に立った研究開発戦略を策定。市場から求められる課題解決のキーワードとして「IoT」、自動運転などの「スマートモビリティ」、ビルシステムなどにおける「快適空間」、「安全・安心インフラ」を掲げた。
今後、これら4分野について各事業部が連携して研究開発する。特に部品、機器など...
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(2016/6/8 05:00)
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