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[ エレクトロニクス ]
(2016/6/30 05:00)
ソニーは29日、ロボット事業に再参入することを明らかにした。4月に事業化に向けた組織を立ち上げ、すでに開発に着手した。人工知能(AI)などを活用し、ハードウエアとサービスを組み合わせた新しい事業モデルの創出を目指す。ソニーがロボット事業を手がけるのは、2006年に事業撤退したイヌ型ロボット「AIBO(アイボ)」以来となる。
同日会見した平井一夫社長は事業化について「心のつながりを持ち、愛情の対象となるロボットがその一つだ」とした。一般消費者向けに加え、将来は製造工程や物流など幅広い事業領域への展開を目指す。また、ロボットやAIをはじめとする新規事業創出に向け、100億円規模のコーポレートベンチャーキャピタルを7月に設立する。ベンチャー企業への出資や大学との共同研究、人材交流などを通じて外部との連携と事業化を加速する。
【ソニー、18年3月期−デバイス...
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(2016/6/30 05:00)
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